ラフティング人生での初フリップ!

2019年8月6日

オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

以前の回想記記事で、ラフティングツアー中に、ボートを転覆(フリップと言います)をさせてしまったガイドは、他のガイドにビールを買わなければいけないという話しを書きました。
(こちらの記事です⇒『JUG!』) 

そこでも書いたように、JUG2杯のビールを買ってしまうと、その日の給料がだいぶ減ってしまうので、当時のお金のない私としては、

「絶対にフリップなんかするもんか!」

という気持ちで毎日、川に出ていたのです(笑)

まあ、実際のところは単に「ビール代」を惜しむためだけに、そう思っていたのではないのですが(その辺はまたこれからの記事で書きます)、とりあえずラフティングのトレーニングを始めた当初から、

「フリップはしない!」

と心に決めてやっていたのです。

オーストラリアのタリー川というのは、激流の種類でいうと、「テクニカルなグレード4」に分類される川です。

「グレード」とは川、激流の難易度を示す数値で1~6まであります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にどうぞ♪

⇒川のグレード(クラス)とは
⇒川のグレード(クラス)についてpart2
⇒川のグレード(クラス)についてpart3

そして、「テクニカルなグレード4」についてはこちらの記事も参考にしてください。

⇒『タリー川はテクニカルなグレード4♪』

まあ、簡単に言ってしまえば「油断するとすぐにフリップさせられる川」 なのですね

ですから、日々のツアーの中でも、毎日のようにどこかしらのボートが転覆していたものです。

しかし、私は「フリップしない!」と強く思っていたせいか、

トレーニング時代も含めて、ガイドになってからも、しばらくは全然フリップしなかったのでした。

唯一、「限りなくフリップに近かった」というのは、トレーニング時代の
日本人の先輩ガイドと一緒だったときだけでした。

この日のことも過去記事で書いてます

⇒『失敗・・part1』
⇒『失敗・・part2』

そんなわけで、他のガイドたちが転覆する中、私は一度もフリップをしていなかったので、当然のごとく、「ある感情」が私の中に芽生えてきました・・・

一体何でしょうか?

そうです。

それは「慢心」です

もともと「自信過剰」な性格の上に、「慢心」が加わってしまったら、もうあとの結果は目に見えているようなものです。

それは1997年10月頃に起こりました。 ラフティングの世界に入って約8ヶ月が過ぎようとしていた頃です。

そう、ラフティング人生の記念すべき初フリップです!

$ラフティング道
(これは私ではありません。しかもわざとですね)

<→続きはこちらです>