ラフティング人生での初フリップ!
オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
以前の回想記記事で、ラフティングツアー中に、ボートを転覆(フリップと言います)をさせてしまったガイドは、他のガイドにビールを買わなければいけないという話しを書きました。
(こちらの記事です⇒『JUG!』)
そこでも書いたように、JUG2杯のビールを買ってしまうと、その日の給料がだいぶ減ってしまうので、当時のお金のない私としては、
「絶対にフリップなんかするもんか!」
という気持ちで毎日、川に出ていたのです(笑)
まあ、実際のところは単に「ビール代」を惜しむためだけに、そう思っていたのではないのですが(その辺はまたこれからの記事で書きます)、とりあえずラフティングのトレーニングを始めた当初から、
「フリップはしない!」
と心に決めてやっていたのです。
オーストラリアのタリー川というのは、激流の種類でいうと、「テクニカルなグレード4」に分類される川です。
「グレード」とは川、激流の難易度を示す数値で1~6まであります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にどうぞ♪
⇒川のグレード(クラス)とは
⇒川のグレード(クラス)についてpart2
⇒川のグレード(クラス)についてpart3
そして、「テクニカルなグレード4」についてはこちらの記事も参考にしてください。
まあ、簡単に言ってしまえば「油断するとすぐにフリップさせられる川」 なのですね
ですから、日々のツアーの中でも、毎日のようにどこかしらのボートが転覆していたものです。
しかし、私は「フリップしない!」と強く思っていたせいか、
トレーニング時代も含めて、ガイドになってからも、しばらくは全然フリップしなかったのでした。
唯一、「限りなくフリップに近かった」というのは、トレーニング時代の
日本人の先輩ガイドと一緒だったときだけでした。
この日のことも過去記事で書いてます
そんなわけで、他のガイドたちが転覆する中、私は一度もフリップをしていなかったので、当然のごとく、「ある感情」が私の中に芽生えてきました・・・
一体何でしょうか?
そうです。
それは「慢心」です
もともと「自信過剰」な性格の上に、「慢心」が加わってしまったら、もうあとの結果は目に見えているようなものです。
それは1997年10月頃に起こりました。 ラフティングの世界に入って約8ヶ月が過ぎようとしていた頃です。
そう、ラフティング人生の記念すべき初フリップです!
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