タリー川はテクニカルなグレード4♪
今回も引き続き、オーストラリアのタリー川でのラフティングツアーについて説明します♪
前々回の時には、タリー川でのラフティングツアーの映像を紹介しました。
タリー川は、通常の水量でしたらテクニカルなグレード4の川です。
グレードって何?という方はこの記事を参考にしてください♪
⇒川のグレード(クラス)とは
⇒川のグレード(クラス)についてpart2
⇒川のグレード(クラス)についてpart3
川や激流の難易度を示す「グレード」ですが、実は同じグレードでもさらに2つの種類に分けられて表現されることが多いです。
その2つというのは、「テクニカル」と「ハイボリューム」です。
「テクニカル」というのは、文字通り「技術的に」という意味で使われ、「テクニカルなゲレード4」という場合には「技術的に難しいグレード4の川」ということになります。
川で使う「テクニカル」という言葉は、通常、岩などの障害物が多い川で使われます。
障害物が多いということは、それだけボートを正確に操作する必要があるからです。場所によっては、ボートがギリギリ通れる幅しかないところや、もしくはボートの幅以下!のところも通らなければいけない場合もあるのです。
したがって「テクニカルなグレード4の川」と言った場合には、「岩など障害物の多いグレード4の川」と思ってもらえればいいです。
一方「ハイボリューム」というのは、これも文字通りです。
ボリューム=水量、ハイ=高い、上 として「ハイボリューム」=「水量が多い」となります。
ですから、「ハイボリュームなグレード4の川」と言った場合には「水量の多いグレード4の川」という意味になります。
「テクニカル」は技術系
「ハイボリューム」はパワー系
と思ってもらえればOKです
もちろん、「テクニカル」で「ハイボリューム」な川(激流)というのもあります。
当然、このタイプが一番困難です(笑)
通常、川の世界で「テクニカルでハイボリュームな川」といったら、それは最低でもグレード4+以上、グレード5が普通でしょう。
あれ?なんだかまた専門的な内容になってきてしまいました
とりあえず、タリー川というのは通常水位の範囲であれば「テクニカルなグレード4の川」というのが言いたかったわけです
ちなにみ「伝説のビデオ」で紹介したときのタリー川は、「テクニカルでハイボリュームな川」の状態になっています。ビデオでは映っていない場所にも恐ろしい激流があるのです
すみません。長くなってきたので「タリー川ラフティングツアー」は次回以降まだ続けます
↑水量が多いときのタリー川です。このくらいの水量でしたら、通常の区間は危険なので、下る区間を下流部に移動してます。といってもまだまだ大丈夫な範囲ですね。
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