『ファースト・ディセント』part3

2019年8月9日

オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

私がオーストラリアで友人と「ファースト・ディセント」したときのことを書いています♪

ここまでの流れです。

⇒『ファースト・ディセント!』
⇒『ファースト・ディセント!』part2

私たち4人の多国籍軍(オーストラリア、ニュージーランド、スコットランド、日本)は、私の愛車1977年製の「Kingswood」にカヤックを4艇積み込み、今回の「ファースト・ディセント」の目的地である、

「Behana Gorge」というクリークに向かったのでした。

場所はケアンズから1時間ほどの場所にあり、下流のほうでは地元の人が水辺で遊んだり、もしくはハイキングのコースにもなっているところでした。


大きな地図で見る

私達、4人はBehana Gorgeに向かうまでの車中で、その日の計画を立てながらも、若干興奮して話していたように記憶しています。

「ほんとに誰も下ったことないのか??」

と誰かが言えば、他の誰かが

「そうみたいだ。いろいろ聞いたけど、みんなまだ誰も下ったことはないんじゃないかと言ってるよ!」

「そうか・・・。いいね!!」

「どのくらいの難易度かな?」

「さあね。でも簡単だったら誰かとっくに下っているよ(笑)」

「そりゃ、そうだ!」

「最低でもグレード4+か、グレード5に近いくらいはあると思うよ」

「増水していたらヤバイね・・・・」

「車で行けるのか??」

「地図では途中まで道があるから、そこまでは行ける」

「そこから歩いて行けるところまで行ってみよう」

て感じでした。

『グレード』とは、川や激流の難易度を示すものです。1~6まであります。数字が大きくなればなるほど難しく危ないものとなるのです。

『グレード』について、もう少し詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください♪

⇒川のグレード(クラス)とは
⇒川のグレード(クラス)についてpart2
⇒川のグレード(クラス)についてpart3

そんな話をしているうちに、私達は「世界で最も長い国道」といわれるオーストラリアの国道1号線から、脇道に入り、ついに舗装されている道路の突き当りまで来たのでした。

すぐわきには「Behana Creek」が流れています。

まだそんなに激しいとうわけではありません。

ここから上流に行くにしたがって、だんだん傾斜が急になっていき、「激流」に変化していくわけなのです。

私達は、カヤックを担ぎ、川と平行に走っている山道を歩き始めました。

まだ見ぬ激流に、気分は「ウキウキ、ワクワク♪」

そして、ちょっと「ドキドキ・・・」

といった感じでした(笑)


(歩きはじめた私達)

向かって左が私。

真ん中クリス(スコットランド人。今はオージー)

右、ロン(だったかな・・笑。 オージー)

カメラマン、クリスチャン(ニュージーランド人)です♪

<→続きはこちらです>