『ファースト・ディセント』part3
オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
私がオーストラリアで友人と「ファースト・ディセント」したときのことを書いています♪
ここまでの流れです。
⇒『ファースト・ディセント!』
⇒『ファースト・ディセント!』part2
私たち4人の多国籍軍(オーストラリア、ニュージーランド、スコットランド、日本)は、私の愛車1977年製の「Kingswood」にカヤックを4艇積み込み、今回の「ファースト・ディセント」の目的地である、
「Behana Gorge」というクリークに向かったのでした。
場所はケアンズから1時間ほどの場所にあり、下流のほうでは地元の人が水辺で遊んだり、もしくはハイキングのコースにもなっているところでした。
私達、4人はBehana Gorgeに向かうまでの車中で、その日の計画を立てながらも、若干興奮して話していたように記憶しています。
「ほんとに誰も下ったことないのか??」
と誰かが言えば、他の誰かが
「そうみたいだ。いろいろ聞いたけど、みんなまだ誰も下ったことはないんじゃないかと言ってるよ!」
「そうか・・・。いいね!!」
「どのくらいの難易度かな?」
「さあね。でも簡単だったら誰かとっくに下っているよ(笑)」
「そりゃ、そうだ!」
「最低でもグレード4+か、グレード5に近いくらいはあると思うよ」
「増水していたらヤバイね・・・・」
「車で行けるのか??」
「地図では途中まで道があるから、そこまでは行ける」
「そこから歩いて行けるところまで行ってみよう」
て感じでした。
『グレード』とは、川や激流の難易度を示すものです。1~6まであります。数字が大きくなればなるほど難しく危ないものとなるのです。
『グレード』について、もう少し詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください♪
⇒川のグレード(クラス)とは
⇒川のグレード(クラス)についてpart2
⇒川のグレード(クラス)についてpart3
そんな話をしているうちに、私達は「世界で最も長い国道」といわれるオーストラリアの国道1号線から、脇道に入り、ついに舗装されている道路の突き当りまで来たのでした。
すぐわきには「Behana Creek」が流れています。
まだそんなに激しいとうわけではありません。
ここから上流に行くにしたがって、だんだん傾斜が急になっていき、「激流」に変化していくわけなのです。
私達は、カヤックを担ぎ、川と平行に走っている山道を歩き始めました。
まだ見ぬ激流に、気分は「ウキウキ、ワクワク♪」
そして、ちょっと「ドキドキ・・・」
といった感じでした(笑)
向かって左が私。
真ん中クリス(スコットランド人。今はオージー)
右、ロン(だったかな・・笑。 オージー)
カメラマン、クリスチャン(ニュージーランド人)です♪
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