企業研修でラフティングを行うメリット(チームビルディング)
さて、今回は前回の続きでラフティングを使ったチームビルディングについてもう少し詳しく書きたいと思います。
ちなみにこれまでの関連記事はこちらです
→人工コースではラフティングで企業研修も!
→ラフティングではチームビルディングも!
ただ単にラフティングツアーに参加するタイプの「研修」ではなく、
ラフティングというチームスポーツが持つ競技性・特徴を十分に活用した「より本格的な・深い企業研修」です。
ただし、最初に確認させて頂きたい事は、私自身は企業研修やチームビルディングの専門家でも何でもないという点です。
ですから、この場では「ラフティングの専門家」として、ラフティングが持つ特性を利用した企業研修・チームビルディングというものの一例・メリットなどを紹介したいと思います。
まずチームビルディングといえば、最近ではよく企業研修などでも行われているものです。
チームビルディングとは
『複数のメンバーで構成されたチームにおいて、各個人がお互いに協力して、チーム一丸となって目標達成を目指す試み』
これは何もチームスポーツに限った話ではなく、複数の人が働く会社・企業においても非常に重視されるものだと思います。
だからこそ、チームビルディングを企業研修として行うところが増えてきているのでしょう。
なので企業研修においては、いかにして、その目的を果たしやすい課題を与え、それをクリアしてもらうかが重要な要素になってくると思います。
その点で言えば、ラフティングはまさにうってつけのアクティビティだと思います。
なぜなら、ラフティングのボートを進ませる時には、様々な内的&外的要素を考慮しつつ、チーム全員で漕ぐ(ボートの動きを作る)必要があるからです。
その時にボートに影響を及ぼす要素は本当に沢山あります。
主に以下のものになります。
上の表は、主にラフティングツアーにおける時の場合ですが、レースラフティングや企業研修時のラフティングにおいても言葉の表現が異なるだけで基本的には全く同じです。
更に加えて、ラフティングのボートというものは、かなり操作性の悪い乗り物なので、複数の人数で狙った動きを作るのは本当に難しいものなのです。
ここが一番の重要なポイントになると思います。別に複雑な激流でなくとも、流れも波のない穏やかな静水であっても、非常に難しいのです。
この事を詳しく説明するには、かなりの文章が必要なので、よかったら以下のブログ記事を読んでみてください。
【ラフティングにおけるチーム論】
「数式によるラフティングチーム論」
「5+5+5+5=10??」
ラフティングチーム論 part3
リバーガイドは個人種目?!
結論として、ラフティングのボートにおいて、複数の人数で「一つの動きを作る」ということは、
自分一人ではなくて、いかに他の人との調和を考えるか、感じるかにかかってきます。
そしてチーム全員で、最終的な目標である「一つに動きを作る」ということは、
会社においての
「社員がお互いの特性を理解し尊重しつつ、協力して仕事に取り組み、会社としての目標達成を目指していくチームワーク作り」
に、十分繋がると思います。
したがってラフティングを企業研修に使うメリットというものはかなり大きいというのが私の個人的な考えです。
このような目的を持っての企業研修であれば、何も激しい激流で行う必要はありません。
というか逆に穏やか静水である池や湖のほうが良いでしょう。
激流でやるなら素人だけでは危険ですから、ラフティングガイドがボートに乗る必要が出てきます。
しかしそれでは、会社の社員だけで「ボートの動き」を作ることは出来ません。必ずガイドさんのパドリングが影響してきてしまいますので・・・
静水であれば純粋に社員さん達だけで、自分のチームだけの漕ぎでボートの動きが作られます。
おそらく最初はまっすぐ進むことすら出来ないでしょう。まして意図したカーブを描くことはほぼ不可能だと思います。
その状態からチーム皆で、どうやったらボートを自分たちの目標に向かって進ませることが出来るのか?
そのためには自分は何をすればよいのか?
ただ単純に自分だけは力まかせに漕いでも駄目です。
ボート全体の意図した動きを実現するために、いかに自分自身がその為に漕ぐか(行動するか)が非常に重要になってくるのです。
そういった視点で考えると、ラフティングをチームビルディングに使うメリットはかなり大きいと思います♪
今回の記事で書いたような形式での「ラフティングを使った企業研修」「ラフティングを使ったチームビルディング」というのは、現在の日本では(世界でも?)ほとんど行われていないと思います。
いつの日かこんなことができれば面白いかもしれませんね♪
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