H2H(ラフティンフ競技)でのぶつかり合い!

2019年7月9日

今回もラフティング競技のH2H種目に関する説明です。

そもそもラフティング競技ってなに?という方は、こちらの記事の動画を見てみてください。

前回前々回の記事で実際のレースでのH2Hの動画をのせました。

相当激しく、お互いのボート、もしくはパドルなどがぶつかり合っていたと思います。

こんな感じですね↓

 

特にスタート直後は、お互い近いスタート位置から、どちらのチームも猛ダッシュをかけて少しでも相手チームの前に出ようとします。

激流に入る手前で、相手チームの前に出ることは、このH2H種目において勝つための最も大切な要素と言っていいでしょう。

なぜなら、いったん激流に入ってしまえば、後ろから前のボートを追い抜かすのはかなり難しいからです。

長距離ならまだチャンスはありますが、H2Hはスプリント同様に短距離で行われる種目です

ですから、各チーム、スタートダッシュに全精力を傾けるわけです。

もう、このときは、相手チームを吹っ飛ばす!くらいの勢いでいきます。

そうしなければ、逆にこちらが吹っ飛ばされてしまうからです。

では、どのくらい相手チームのボート、パドルもしくは体?にぶち当たっていいのでしょうか?
はっきりいってグレーゾーンです!

IRF(国際ラフティング協会)のルールでは、故意によるパドル、相手の体への接触や、妨害などは禁止されています。

しかし、実際のレースでそんなことを気にしてやっていては負けてしまうというのが本当のところです。

サッカーで、相手プレーヤーのユニフォームをつかむのは、厳密にいえば反則だけど、実際にはけっこうやっているみたいなものでしょうか?

もう本当に国によっては、少し言葉は乱暴なのですが
「おまえら殺してやるぞ!!」
くらいの気迫で、スタート前からこっちをにらみつけてくるチームもいます(笑)。

ですから、こっちもそれ相応の気迫でぶつかっていくわけです。

まあ、それでも終わった後は、まるで別人のような笑顔でお互い握手をするのがいいですね!

<追記>
2019年現在は、このH2Hのルールが改正され、全く違う内容となりました!
新H2Hについては、またの機会に書きたいと思います。
ちなみに現行のH2Hは、こちらの動画で見ることができます!