H2H(ラフティング競技)について、その2

2019年7月9日

今回も引き続きラフティング競技のH2Hについての説明です。

そもそもラフティング競技ってなに?という方は、こちらの記事の動画を見てみてください。

H2Hはトーナメント方式で行われます。

最初の種目スプリントでの順位(タイム)によって、トーナメントの組み合わせが決められ、2チームずつ戦っていくわけです。

ここでそのトーナメント組み合わせが重要になってきます。

基本的にH2Hトーナメント一回戦の組み合わせは、スプリント種目での上位チームvs下位チームとなっているからです。

H2Hで1位を取るためには、通常決勝を含めて4~5回勝つ必要があります。

ですから、当たり前ですが、どのチームも最初から強豪チームとは当たりたくないからです(笑)。

そういう面でも、最初の種目スプリントでは、いい順位を取っておく必要があるわけです。

どの競技でも、最初の1回戦、2回戦などををどれだけ楽に勝ち上がれるかが、トーナメントで勝ち残っていくためには重要になってきますから。

とはいっても、最初のほうで強豪チームと当たってしまうケースも多いので、結局は最初から全力で漕いでいくことになります。

まして、世界大会ともなると、当たり前ですが、全てのチームが各国での国内予選を勝ってきた代表チームですから(笑)。

といわけで、今回もH2Hの動画をどうぞ。

これは2011年、中米コスタリカで行われたラフティング世界大会のときのもので、トーナメント2回戦日本男子vsドイツ男子です。

前回の動画と違って、自然の川で行われたものです。


(この動画はriverfaceさんのサイトより引用させて頂いたものです。)

これも激しい戦いでした!

<追記>
2019年現在は、このH2Hのルールが改正され、全く違う内容となりました!
新H2Hについては、またの機会に書きたいと思います。
ちなみに現行のH2Hは、こちらの動画で見ることができます!