”自己顕示欲”のカタマリ!?
さてさて、引き続き、オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
今回の題は、スバリ「自己顕示欲」です!!
私がガイドになった頃に、自分の目標として、
1 フリップ(転覆)しないこと
2 日本人でありながらもトリップリーダーになること
3 ノースジョンストン川でのトリップに参加すること
この3つを掲げながら、毎日のガイドをしていたところまで書きましたね。
まあ、堅苦しく「目標」と書きましたが、当時はそんなに堅苦しく考えていたわけではありません(笑)
単純に、ラフティングを上手くなりたい・・・、オーストラリアでリバーガイドとして成功したい・・・と思っていた結果、ごく自然にこのようなことを考えるようになっていたのです。
この3つのことは、それぞれが全く別のことのように思われるかもしれませんが、実際には3つ全てが関係しあっていた要素でした。
3のノースジョンストン川でガイドするためには、周りのガイドからはもちろん、オペレーションマネージャーにも自分の実力を認められなければいけません。
それは、トリップリーダーになるためにも、同様のことが言えます。
”実力”というのは、ガイドの技術がも必要なことはもちろんですが、その他にも、英語の能力だったり、その人の人柄?度胸?というのも関係していたように思います。
私はオーストラリアでは外国人だったので(当たり前ですね・・・)、「その”実力”というものが、現地のオーストラリア人のガイドと同程度では、あまり評価されないだろう・・・」ということは若いなりに感じていました。
日本人である私が認められるためには、他の現地ガイドよりも、かなり上のレベルに達しなければならないということです。
というわけで、私は、もうひたすら「ラフティングを上手くなる」ことだけを考えて、日々生活していたと言っても決して過言ではありません(あとカヤックにも夢中になりましたが・・・)
フリップ(ボートが転覆すること)をしないことはもちろん、
激流を上手く、スムーズに下る!
岩にボートがスタック(ひっかかること)しないようにする!
セフティーのためにエディアウト(ボートを川岸などに止めること)を失敗しない!
他のボートがトラブルに遭っていたら、かっこ良く助けてあげる♪
他のガイドが緊張しているであろうハイウォーターの時にでも、”余裕”で下る!
なんてことです!
ある意味、ラフティングに関しては当時の私は”自己顕示欲の塊”のようであったかもしれません(笑)
楽しかったですね~。本当に楽しかった!
もちろん、失敗したときなどは、めちゃくちゃ悔しいのですが・・・。
のめり込めば、のめり込むほど、自分が上達しているというのも実感できましたし、周りの自分に対する反応というのも、自分の実力に応じて変化してくるのが感じられました。
学生時代は好きではなかった英語も、ラフティングの為となると、勉強するのもそれほど苦ではありませんでした。
その日のラフティングツアーの記録を英語で書いたり、ラフティングに関することは頭の中でも英語で考えるようにしたりしていたのです。
そんな風に過ごしていた私に、ノースジョンストン川でのガイドの機会。そしてトリップリーダーになる機会が訪れたのは、予想よりもはるかに早い時期でした!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません