「おい、keita!」
オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
前回(⇒”自己顕示欲” )の続きです。
グレード5の激流を含むヘリコプターでいくラフティングツアー、ノースジョンストン川ヘリラフティング!
そのツアーに参加できることを知らされたのは、いきなりでした♪
ある日のガイドが終わったときに、当時のオペレーションマネージャーのピーターが、
「おい、KEITA!」
私 「うぉ!」 (ピーター!! いきなり驚いたじゃんか・・・・・)
このピーター。
以前の記事にも書いたことがあるのですが、めちゃくちゃ怖い人なのです(笑)
オージー(オーストラリア人の愛称)といえば、みんな明るくユーモアがある・・・といった印象があるのですが、この人は違っていました!
基本的に、いつも怖そうな表情をしていて、本当に怖いのです(笑)
会社のガイド全員から恐れられていた・・といっても過言ではありません!
(一番後ろにいるのがピーター。これは私のショットガン【ガイドの試験】のときのもの。この時は笑ってますが・・・)
会社の中では”孤高の男”といった感じでしたね。
ピーターに関しては、こんなエピソードがあります。
私がガイドのトレーニングをしている頃、他のガイドに話の流れで
「ピーターはどこに住んでいるの?」 と聞いたことがありました。
そのガイド 「知らないよ。誰も知らないんだ」
私 「誰も??? だってピーターはオペレーションマネージャーでしょ?? なんで??」
そのガイド 「住所はおろか、電話番号さえ誰も知らないんだ!」
私 「そうなの?何で??聞けばいいじゃん」
ガイド 「だって、あいつ怖いじゃないか・・・。そんなこと聞けないよ。今度、keitaが聞いてみろよ」
私は最初、そのガイドは冗談を言っているのではないかと思っていたのですが、後になって、それがどうやら本当らしいということを知ったのです。
そんなピーターが、背後からいきなり大きな声で呼びかけてきたので、私は驚いたのです!
ピーター 「今日のガイドはどうだった??」
私 「良かったよ」
ピーター 「そうか。 ところで、お前、このあいだノースジョンストンのツアーの参加したんだよな」
私 「はい! 珍しく日本人のお客さんがいたので、俺も行きました!」
ピーター 「何も問題はなかったか?」
私 「何も問題なかったですよ!」
ピーター 「そうか。今度アメリカから学生のグループがノースジョンストンに来るんだが、お前、行きたいか?」
私 「そうなんですか!? 行きたいです!!」
ピーター 「よし、じゃあ決まりだ」
て感じで決まったのです♪
前回は日本人のお客さんがいたのが、私が参加できた大きな理由ですが、今回は違います!
正真正銘、”ちゃんとしたガイド”として、ノースジョンストン川でのトリップに参加することになったのです。
これは私がガイドになって2年目のことでした。
3~4年ガイドしていても、一回もこのツアーに参加できないガイドもいるくらいでしたから、これは私の予想よりもかなり早い時期だったのです。
これは非常に嬉しかったですね♪
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