古き良き”昔の時代”

2019年8月12日

オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

私がリバーガイド(ラフティングのガイド)になるために、オーストラリアに行った1996年当時は、

まだギリギリ「昔の時代」でした(笑)

その頃にはSNSは勿論のこと、メール、携帯といったものも世の中にはなかったのです。

正確に言うと、おそらくあったのでしょうが一般的には広まっていませんでした。

ですから当然、日本の友人とのやり取りは「手紙」だったのです。

経験ある方は分かると思うのですが、

海外で暮らしているときに日本から届く手紙というのは、めちゃくちゃ嬉しいものなのです♪

自分の近況、友人の近況など、書いていることは自体は大したこと無いのですが、とにかく読んでて楽しかったし、ポストの中に自分宛の手紙が入っているのを見つけた時には、いつも嬉しかったですね~♪

国際電話の料金もまだまだ高い時代でした。

オーストラリアでは、国際電話専用の「格安テレホンカード」というものが街中の色んな店で売られていました。

私が住んでいたケアンズという街は観光地であり、外国人の人達も沢山住んでいたので、そういった人達は自国に電話をするときには、みんなそういったテレホンカードというものを利用していたのです。

ただ1996年頃は「格安」といっても20ドル(日本円で2千円の感覚)のカードを買っても、日本へは約15分程度しか話せなかったと記憶しています。

特にまだリバーガイドになる前は、貧乏だったので(笑)、20ドルものテレホンカードをポンポン買う余裕は、自分にはありませんでした。

そのため、よっぽど特別な用事がないかぎり電話は出来なかったのです。

そうなると、日本の友人との連絡手段は必然的に手紙オンリーとなってしまったのですね。

そのためオーストラリアに行くまでは、手紙なんてほとんど書いたことなかった私ですが、向こうにいってからは結構書くようになっていました♪

今、思い出すと「いい時代だったな~」なんて思います。

なんだか、すごく年寄り臭い感じですが(笑)

今だったらSNS、メール、スカイプなどがありますので、海外の友人と連絡なんてそれこそ一瞬で出来てしまいます。

遠く離れているのに、なんだか身近にいるような感覚さえ覚えます。

もちろん、これはすごく便利なことだし、素晴らしいことだと思います。

直接話したければ、料金を気にすることなく話すことも可能ですから!!

でも、この便利さを知っているからこそ、あの時の”不便さ”というものが妙に懐かしく感じてしまうのですね。

やはり年ですかね(笑)

あの「手紙オンリーの時代」に戻りたいか??と聞かれれば、今となっては、それは正直「う~ん・・・」という感じですが、

それでも、あのような時代を経験できたことは幸せでもあったな~と最近しみじみと思います。

おそらく、もう「手紙オンリー」という生活に戻ることは今後の人生でないでしょうから(笑)

そんな「古き良き時代」の思い出でした♪

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