古き良き”昔の時代”
オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
私がリバーガイド(ラフティングのガイド)になるために、オーストラリアに行った1996年当時は、
まだギリギリ「昔の時代」でした(笑)
その頃にはSNSは勿論のこと、メール、携帯といったものも世の中にはなかったのです。
正確に言うと、おそらくあったのでしょうが一般的には広まっていませんでした。
ですから当然、日本の友人とのやり取りは「手紙」だったのです。
経験ある方は分かると思うのですが、
海外で暮らしているときに日本から届く手紙というのは、めちゃくちゃ嬉しいものなのです♪
自分の近況、友人の近況など、書いていることは自体は大したこと無いのですが、とにかく読んでて楽しかったし、ポストの中に自分宛の手紙が入っているのを見つけた時には、いつも嬉しかったですね~♪
国際電話の料金もまだまだ高い時代でした。
オーストラリアでは、国際電話専用の「格安テレホンカード」というものが街中の色んな店で売られていました。
私が住んでいたケアンズという街は観光地であり、外国人の人達も沢山住んでいたので、そういった人達は自国に電話をするときには、みんなそういったテレホンカードというものを利用していたのです。
ただ1996年頃は「格安」といっても20ドル(日本円で2千円の感覚)のカードを買っても、日本へは約15分程度しか話せなかったと記憶しています。
特にまだリバーガイドになる前は、貧乏だったので(笑)、20ドルものテレホンカードをポンポン買う余裕は、自分にはありませんでした。
そのため、よっぽど特別な用事がないかぎり電話は出来なかったのです。
そうなると、日本の友人との連絡手段は必然的に手紙オンリーとなってしまったのですね。
そのためオーストラリアに行くまでは、手紙なんてほとんど書いたことなかった私ですが、向こうにいってからは結構書くようになっていました♪
今、思い出すと「いい時代だったな~」なんて思います。
なんだか、すごく年寄り臭い感じですが(笑)
今だったらSNS、メール、スカイプなどがありますので、海外の友人と連絡なんてそれこそ一瞬で出来てしまいます。
遠く離れているのに、なんだか身近にいるような感覚さえ覚えます。
もちろん、これはすごく便利なことだし、素晴らしいことだと思います。
直接話したければ、料金を気にすることなく話すことも可能ですから!!
でも、この便利さを知っているからこそ、あの時の”不便さ”というものが妙に懐かしく感じてしまうのですね。
やはり年ですかね(笑)
あの「手紙オンリーの時代」に戻りたいか??と聞かれれば、今となっては、それは正直「う~ん・・・」という感じですが、
それでも、あのような時代を経験できたことは幸せでもあったな~と最近しみじみと思います。
おそらく、もう「手紙オンリー」という生活に戻ることは今後の人生でないでしょうから(笑)
そんな「古き良き時代」の思い出でした♪
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