タリー川に玉砕したラフティング素人軍団!
オーストラリア時代の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
前回の続きです。
タリー川でのラフティングガイド養成トレーニングコースの初日。
午前中は正式なインストラクター達に基本的なラフティングの説明(ひっくり返ったらどうするか?など)を受け、そのままインストラクター達がボートを操作し、とりあえず1本タリー川を下ったのでした。
そして、午後のセッションでは、いきなり自分たちだけでタリー川を下ることになったのでした。
みんな、ラフティングの操作の仕方はもちろん、川や激流の知識を全く持っていない「素人の集団」です。
さらにタリー川は岩の多いテクニカルなグレード4の川です。岩が多いということはそれだけ、激流は複雑になり、高度な技術が要求されるのです。
ちなみにグレードとは「川の難易度」を示す値です。
こちらの記事で説明していますので、よかたらどうぞ♪ タリー川の動画もあります⇒『タリー川はテクニカルなグレード4♪ 』
そんな激流に素人が挑んではいけません(笑)
ヘタしたら冗談抜きで死にます・・
しかし当時はまだ「古い時代」でした(1997年)
そんなわけで、タリー川の恐ろしさなんか全く知らない私達は、4つのボートに分かれて、一応一つのグループとなって激流に突入していったのです。
その結果は・・・・。
ヒドイものでした(笑)
ありとあらゆる岩にぶつかり、危ない箇所にも行きまくり、ボートは完全にコントロールを失っていました。
当たり前です。みんな全く操作の仕方も知らないのですから・・
当然、転覆しまくりです。まるで地獄絵図のような状況がたくさんありました(笑)
あるボートはその一回だけで3回くらい転覆していました・・・。
私が乗ったボートもどこかで転覆してましたね。
その後は当然、みんな激流流されまくりです。岩だらけなので、岩にもガンガン当たります。
はっきり言って、痛いです・・
しかし、そんな「メチャクチャな最初の1本」でしたが、私にとってはものすごく楽しいものでした。
自分たちのグループのボートが失敗して、危ない顔所に行ってしまったり、転覆するのが楽しくて仕方なかったのです
当時の私は他のトレーニング生に比べれば、若干の知識はありましたが、それでも「川の恐ろしさ」というものは全く理解していませんでした。
怖いもの知らず、知識がない・・というのはある意味幸せでしたね(笑)
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