ケアンズで遂にガイドトレーニング開始!
久々の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
前回までは、私がやっとオーストラリアのラフティング会社RNRにトレーニング生として入れることになったところまで書きました。 そこからの続きです♫
いよいよ「ラフティングのガイド」になるためのトレーニングが始まることになりました。
オーストラリアに来た目的は「ラフティングのガイド」になるため。
初めてオーストラリアの地を踏んでから、半年以上も経っていましたが、ようやく「最初のスタート地点」に辿りつけたことがすごく嬉しかったのを覚えています。
この時、すでに頭の中では「ラフティングのガイドになって、オーストラリアの川で仕事している自分」を想像してワクワクしていました♫
噂で「ラフティングのガイドトレーニングはものすごく厳しく大変で、途中で落とされてしまう人が何人もいる」ということを聞いていたので、それなりの覚悟を持ってトレーニングに臨んでいったのは事実ですが、
生まれつきの「自信過剰の性格」のお陰で(笑)
「俺が途中で落とされるはずがない!」
と思っていたのが正直なところでした。
まあ、今となっては、こういう性格も多少問題ありだとは思いますが、当時の若い時はこのぐらいでちょうど良かったのかもしれません(笑)
失敗することなど全く考えずに、ただ自分が思うように行動できましたから。
ガイドのトレーニングは朝6時からスタートしました。
会社のあるケアンズからラフティングツアーを行うタリー川(1日コース)までは、約200キロと距離があるため、出発は朝早いのです。
一般のお客さんとともにツアーバスに乗り込み、川に着いたら、やはりお客さんと共にボートに乗り込みます。
当然ちゃんとしたガイドはボートに乗っており、そのガイドに教えてもらいながら川を下っていくわけです。
といっても初日なので私は特に何をするわけでもなく、「ただのお客さん」と同じように漕いでいるだけでした(笑)
一緒にのったガイドはオーストラリア人のガイドで、川の激流の名前などを教えてくれていました。
川を下り始めてしばらくして、やたら岩の多い激流地帯にやって来ました。
わずか100メートルほどの区間にガイドが7人くらいロープを持って川岸の各所に待機しています。
ラフティングをあまり知らない私でも「ここは危ないところなんだな・・・」と分かりました。
ボートに一緒にのっていたガイドもお客さんに「ここは危ないから、しっかり漕いでくれ」みたいなことを言っています。
順番にボートはその激流に入っていき、いよいよ私達のボートの番がやって来ました。
横にいるガイドの顔は真剣です。
入り口の落ち込みは両側が岩に挟まれていて、幅が大変狭く、ボートをかなり斜めの状態に傾けて、そこの狭い間を下っていく作戦でした。
そうしなければ、ボートは入り口を抜けることは出来ないのです。
ボートが入り口に差し掛かりました。
ボートはかなり傾いています。
さらにボートは入り口深くに入り込み、角度はさらに傾いて来ました・・・。
そしてボートは上手く入り口の狭い落ち込みを抜けました!
やった!成功!
しかし、何かおかしい・・・・。
ボートは入り口を抜けたあとも元の状態に戻ることなく、ずっと傾いたままなのです。
むしろもっと傾いている???(まるで車が片輪走行しているような状態です)
次の瞬間。
視界に青い空が一瞬だけ映り、すぐに「真っ白」になってしまいました!
そうです。
転覆したのです!
私の乗ったボートは、トレーニング初日にタリー川で最も危ないとされる激流の一番上でひっくり返ったのでした(笑)
ディスカッション
コメント一覧
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ラフティングは とても 危険な スポーツですね。 転覆したら 岩だらけだし 怪我とか あるんでしょうね。
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また、つづくだ・・・気になります。
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>ひよこさん
こんにちは! そうですね。川によってまちまちですが、やはり激しく岩の多いところでは、たまに怪我人が出ることもありますね。
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>ぼっちさん
ごめんなさい・・・笑