ケアンズで遂にガイドトレーニング開始!

2019年7月29日

久々の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

前回までは、私がやっとオーストラリアのラフティング会社RNRにトレーニング生として入れることになったところまで書きました。 そこからの続きです♫

いよいよ「ラフティングのガイド」になるためのトレーニングが始まることになりました。

オーストラリアに来た目的は「ラフティングのガイド」になるため。


(これはもうすでにガイドとして働いているときのものです♫)

初めてオーストラリアの地を踏んでから、半年以上も経っていましたが、ようやく「最初のスタート地点」に辿りつけたことがすごく嬉しかったのを覚えています。

この時、すでに頭の中では「ラフティングのガイドになって、オーストラリアの川で仕事している自分」を想像してワクワクしていました♫

噂で「ラフティングのガイドトレーニングはものすごく厳しく大変で、途中で落とされてしまう人が何人もいる」ということを聞いていたので、それなりの覚悟を持ってトレーニングに臨んでいったのは事実ですが、

生まれつきの「自信過剰の性格」のお陰で(笑)

「俺が途中で落とされるはずがない!」

と思っていたのが正直なところでした。

まあ、今となっては、こういう性格も多少問題ありだとは思いますが、当時の若い時はこのぐらいでちょうど良かったのかもしれません(笑)

失敗することなど全く考えずに、ただ自分が思うように行動できましたから。

ガイドのトレーニングは朝6時からスタートしました。

会社のあるケアンズからラフティングツアーを行うタリー川(1日コース)までは、約200キロと距離があるため、出発は朝早いのです。

一般のお客さんとともにツアーバスに乗り込み、川に着いたら、やはりお客さんと共にボートに乗り込みます。

当然ちゃんとしたガイドはボートに乗っており、そのガイドに教えてもらいながら川を下っていくわけです。

といっても初日なので私は特に何をするわけでもなく、「ただのお客さん」と同じように漕いでいるだけでした(笑)

一緒にのったガイドはオーストラリア人のガイドで、川の激流の名前などを教えてくれていました。

川を下り始めてしばらくして、やたら岩の多い激流地帯にやって来ました。

わずか100メートルほどの区間にガイドが7人くらいロープを持って川岸の各所に待機しています。

ラフティングをあまり知らない私でも「ここは危ないところなんだな・・・」と分かりました。

ボートに一緒にのっていたガイドもお客さんに「ここは危ないから、しっかり漕いでくれ」みたいなことを言っています。

順番にボートはその激流に入っていき、いよいよ私達のボートの番がやって来ました。

横にいるガイドの顔は真剣です。

入り口の落ち込みは両側が岩に挟まれていて、幅が大変狭く、ボートをかなり斜めの状態に傾けて、そこの狭い間を下っていく作戦でした。

そうしなければ、ボートは入り口を抜けることは出来ないのです。

ボートが入り口に差し掛かりました。

ボートはかなり傾いています。

さらにボートは入り口深くに入り込み、角度はさらに傾いて来ました・・・。

そしてボートは上手く入り口の狭い落ち込みを抜けました!

やった!成功!

しかし、何かおかしい・・・・。

ボートは入り口を抜けたあとも元の状態に戻ることなく、ずっと傾いたままなのです。

むしろもっと傾いている???(まるで車が片輪走行しているような状態です)

次の瞬間。

視界に青い空が一瞬だけ映り、すぐに「真っ白」になってしまいました!

そうです。

転覆したのです!

私の乗ったボートは、トレーニング初日にタリー川で最も危ないとされる激流の一番上でひっくり返ったのでした(笑)


(文章の場所とは違いますが、こんな感じです・・・)

<→続きはこちらです>