まずは・・

2019年7月24日

回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

ケアンズ空港の早朝のCAFEにて、朝食のハンバーバーを食べそのまま寝てしまった私でしたが、しばらくして周りが騒がしくなってきたのを感じ目を覚ましました。

他の便で到着した人達がCAFE内に入ってきたのです。

時刻は朝の8時くらいになっていて外も明るくなっていました。

「よし、とりあえず街に行くか」

と私は空港の外に出て、街まで歩いていくつもりだったので近くにいたオーストラリア人らしき人に、

「街はどっちの方向ですか?」と聞くと、

その人は「あっちの方だけど・・・・」

「歩いて行くの?」と聞いてきたので、

私は「そう♪ 歩いていくつもりだけど遠い?」と聞き返しました。

するとその人は、知り合いを空港までレンタカーで送りにきて、街なかのレンタカー屋に車を返しにいくから、そこまで送ってくれると言ってくれました!

「本当?有難うございます!!」

と私はラッキーにもその人に街なかまで車で連れて行ってもらえることになったのです。

「空港でハンバーガー食って寝てたお陰で、この人に送ってもらえた。ついてるな~」と思いながら、車の中ではその人と他愛もない普通の会話をしていたように覚えています。

それで、私はその日の泊まる所も決めてなかったので、とりあえずその日の宿泊先を確保しようと思ったのですが、それよりも

「自転車があったほうが移動が楽だな・・・」

と考えまずは自転車を手に入れることにしました。

無事にケアンズの街なかにあるレンタカー屋に付き、その人にお礼を言い、ついでにそのレンタカー屋さんに、そこから一番近い自転車屋さんの場所を教えてもらいました。

そのレンタカー屋さんのスタッフは、わざわざ地図を書いてくれて自転車屋さんの場所をおしえてくれました。

さらに「なんだったら、その大きなバックパックをここに置いといてもいいよ。自転車を買ったらまた戻ってくればいい」

とまで言ってくれ、

「オージー、みんな親切だな~」と思いながらも、

初めての土地で、道に迷って、またこのレンタカー屋に戻ってこれない可能性もあるなと思い、

「ありがとう。でも大丈夫」と言ってそこをあとにし、渡してくれた地図を頼りに自転車屋さんまで歩いて行きました。

$ラフティング道
↑その時お世話になったレンタカー屋さん。写真は最近のものです。

自転車屋さんには無事についたのですが、店はまだ開いてなく仕方ないので、私は店の前に座って店が開くのを待つことにしました。

ちょうど近くに高校があったので、地元の高校生が自転車屋さんの前で座っている私をジロジロみながら通っていったのを覚えています。

「日本人が珍しいのかな・・」 とそのときは思ってましたが、実際は単に朝から店の前で座り込んでいた私が怪しかっただけですね(笑)

まあ、そんなこんなで無事に店も開き、約300ドルの自転車をゲットした私はケアンズの海岸通りに安宿があるという情報は得ていたので、

「オーストラリアに今朝ついたばかりなのに、もう300ドル以上も使ってしまったな~」

などと考えながら海岸通りまで買ったばかりの自転車を漕ぎながら移動したのでした。

$ラフティング道
こんな写真を見つけました。オーストラリアに来る直前。駅まで見送りに来てくれて両親と。
1996年7月20日宇都宮駅にて。

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