人工コースでの水没車両・水難救助訓練
水難救助は普段はあまり必要とはされない技術かもしれません。
しかし、あるとないとでは「いざという時」に非常に大きな違いをもたらすものでしょう。
その結果は、生命の問題にも直結しうるものです。
私の友人で、オーストラリアのペンリスというところにある人工コースで働いている人がいます。
人工コースとは、自然の川ではなくて、コンクリートで固められたコース内に障害物を点在させ、人工的に激流を作っている施設です。
オリンピックのカヌー・カヤックのスラローム競技もこのような人工コースで行われています。
人工コースについての記事も以前に書いていますので、よかったらどうぞ♪
⇒ 「人工コース」(Penrith White Water Stadium)は最高♪
⇒ 「1時間で500ドル!!」
⇒ 「もし人工コースが日本に・・・。」
⇒ 「人工コースではラフティングで企業研修も!」
オーストラリアの友人は水難救助のインストラクターでもある人です。
そんな彼が先日、こんな写真を公開していました。
人工コース内に車を乗入れ、コース内に水を流し、実際にどんな状況になるかを訓練(検証?)したものです。
自然の川では、こんな訓練はなかなかできません
というかまず無理でしょう。
こんな実践的な訓練が日頃からできれば、その「水難救助の能力」は飛躍的に向上しそうです!
まだ日本にはない人工コース。
人工コースができれば、本当に出来ることはいろいろあります♪
早く日本にも人工コースができればいいですね♪
以下、「人工コースでの車両水没訓練」」の風景です。
コース内に車を乗り入れています。この時はまだコースに水は流れていません。
コース内に水が流れ始めました。ちなみにこの水は人工コースの隣にある大きな池(オリンピックのパドリング競技の会場にも使われたもの)からポンプで汲み上げています。
車がどんどん水没していきます。
ラフティングのボートを使った訓練をしています。
ボートにシステムを組んで、車に近づけたようです。
すごい訓練です!
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