ケアンズでの「日本人リバーガイド像」とは?

2019年8月7日

オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

前回(⇒「日本人リバーガイド」)の続きです。

私がいたオーストラリアのケアンズのラフティング会社には、常に日本人リバーガイドが4~6人程度在籍していたのですが、

オーストラリアでの外国人から見た「日本人のリバーガイド像」というものは一体どういったものだったのでしょうか?

これは、あくまでも当時(1990年代後半)私自身が感じたものであり、私は日本人なので、本当に正確なものかどうかは分かりませんが・・・

しかし、オーストラリアで13年間働いた経験、そしてその間、数多くの外国人のガイドとの話しからすると、まあ、あながち的外れではないと思っているものです(笑)

オーストラリアでの日本人ガイド像。

その1 「日本人はみんな良い奴だ!」  (^o^;)

これはほとんどのガイドが言っていましたね(笑)

外国人のガイドさんには、いい意味でも悪い意味でも、「個性的な人」が多いです。

そのため、時には激しい意見の衝突なども起こったりするのですが、その辺は私達日本人は、いつも比較的「冷静に」「穏やかに」、やっている人が多かったので、こんな印象をもったのではないでしょうか。

日本人は我慢強い!ということですね(笑)

特に若い頃は、

「オーストラリアにまできて、ラフティングで食っていけている!それだけでハッピー!」

なんて感覚だったので、正直なところ、そんなに文句は出て来なかったのです

あとは、オフィスのお姉ちゃん(オバちゃんも、笑)にも好かれていました!

なぜかというと、急なお客さんの予約が入って、ガイドの数を急遽増やさなければいけない・・・といった状況になると、オフィスの人達は、そのガイドを探さなければいけません。

当然、めぼしいガイドに電話をかけます。

しかし、忙しい時期などには、みんな休みを取りたい、もしくは予定が入っているなどの理由で、

そのオフィスからの電話にも、

「俺はずっと働いているんだぞ! 今日は絶対に休む!!」 とか

「誰か他を当たってくれ・・・」

「・・・・・(無言)・・・・・・ガチャン!(電話を切る音)」

なんてこともあったのです(笑)

オフィスの人としては、忙しい時期にはガイドもそのような電話は嫌がる・・と理解しているので、ホントはかけたくないのですが、それでもガイドは確保しなければいけないので、我慢してかけているわけです。

しかし、日本人ガイドは違いました(笑)

よっぽどの理由がないかぎり、そのような急な仕事の依頼にも、

「OK! いいよ! 働きま~す♪」

と答える人が多かったので、オフィスの女性たちにとっては、まさに「天の声」でもあったのです!

そんな電話が来て、会社のオフィスにいくと、

「keita。ありがとう♡ あなたの前に4人のガイドに断わられていて、ホントに困っていたのよ。助かった!」

など言ってくれるのでした(笑)

私としては、ラフティングできるし、お金も稼げるということで、喜んでやっていました。

どうしても働けない時があっても、普段そのようにしていたので、オフィスの人達も、

「あ、そうなんだ。気にしなくていいわよ♡ いつも頼んでいるからね! オフを楽しんで♪」

て感じでしたね。なので結構評判が良かったのです♪

また次回に続きます♪