瀬で漕ぐタイミング!(レースラフティングの可能性 part3)

2019年8月23日

引き続き、ラフティングの競技である「レースラフティング」について、今後の可能性としての私の個人的な考えを書いています(*^_^*)

Part3です。一応ここまではこんな感じで進んできています。

さて、「今後の可能性」として、今回は”激流のなかでの漕ぐタイミング”&”シンクロ”について簡単に書きたいと思います。

レースラフティングを見たことある方は、ご存知でしょうが、

彼ら(私達)は、波が激しく波打っている激流のなかでも、チームの4人もしくは6人のパドルが、”基本的に”同じタイミングで(シンクロして)動いています。

同じタイミングでパドルが入水して、同じタイミングで水上に上がる・・といった感じです。

もちろん、状況によっては、タイミングがばらつくことははありますし、意図的に違うタイミングで漕ぐこともあるのですが、

基本的には「同じタイミング」で漕ごうとしているチームがほとんどでしょう。

例えば、こんな感じです。

これは以前に私が所属していた「ラフティングチーム テイケイ」のときの群馬県利根川上流での映像です。

この映像を見てもらえれば分かるように、6人のメンバーが基本的には同じリズムで激流の中でも漕いでいますね。

時折、全く違うタイミングで漕いだり、パドルを入れたりしているのですが、それはあくまでも”修正”だったり”調整”のためであることが多く、しつこいようですが(笑)、意識としては同じタイミングで漕ごうとしているわけです。

私自身は、この「一緒に漕いでいるタイミング」において、「今後の可能性」として変わってくることもあるのではないかと思っています。

現時点では、例え静水であっても、流水、激流であっても「チームでタイミングを合わせて漕ぐ」というのがレースラフティングでは常識です。

波のほとんど立っていない静水や流水では、おそらくその方法が最速でしょう(本当に最速な方法のかは実際わかりませんが・・・)


しかし、激しく波立っている激流の中では、必ずしもそうではないと思うのです。

なぜかというと、当たり前ですが、激流というのは”立体的な構造”となっています。

$ラフティング道

それに対し、波が立っていない水面というのは”平面的”です。

$ラフティング道

極端なことを言えば、すべて平面であればどのタイミングで漕いでも、「パドルが水を掴む状況」というのは一緒です。

だって、どこを漕いでも平面ですから(笑)

(まあ、厳密に言えば、漕ぐことにより”波”が出来てしまうので、全く一緒ではないのですが)


しかし、それが立体的な構造の激流になると、同じタイミングで漕いでいる時の各選手の「パドルが水を掴む状況」というのは、その位置によって全く条件が異なるケースも少なくないのです。

ある選手にとっては「絶好の位置」かもしれませんが、他の選手にとっては「漕ぎにくい位置」だったり「全く漕げない位置」かもしれません。

そうするとどうしても、パドリングの「ロス」というものが生まれます。

だったら、各ポジションでもって、その時その時の絶好のタイミングでもって漕げば、もっと効率よくボートを激流のなかで進めることが出来るのではないでしょうか?

つまり、各ポジションで「最も水を掴める位置」&「最も水を掴めるタイミング」」でもって漕ぐようにすれば、各選手のパドリングのロスがなくなり、結果的に、もっと速く激流を漕ぎ抜けることができるのではないかと思うのです!

しかし・・・・

これを実現するのは”大きな問題”が存在します。

これらの問題があるために、”この方法”を実現するのが非常に困難となっているのです。

それは・・・

<→続きはこちらです>

ごめんなさいm(_ _)m