こんなガイドさんは・・・
引き続き、ラフティング技術についての記事です。
ここまでの流れは以下のようになっています♪
『ある限定された状況において、どんなリバーガイド（ラフティングのガイド）が、「対処できないケース」に陥ってしまうのか？』
ということについて書いてます。
前回の記事では、上のようなボートの動き、つまり、
最もリスクの少ないライン（ボートの通り道）を取るためには、
１ 判断力、把握力など
２ 正確な技術
３ 十分なパワー
この３つの要素がリバーガイド（ラフティングのガイド）には必要になってくると書きました。
（詳しくは前回の記事を参考にして下さい♪）
では、今回からは、リバーガイドをいくつかのタイプに分けて、この状況に当てはめて考えてみたいと思います。
まず、最初は、
「判断力、把握力」がなく、
「技術」もなく、
「パワー」もない・・・・
こういったガイドは、このような「テクニカルな危ない川」でリバーガイドをするべきではありませんね(^o^;)
その前にガイド試験に受かるはずはないでしょう（笑）
まあ、これは冗談として、
その状況をしっかり見極める「判断力、把握力」といった能力はリバーガイドにとって、非常に重要なものとなってきます。
例えば、今回のこの状況において（↓こちら）
最もリスクの少ない赤線のラインを取るためには、岩の間に入る時点で、なるべくスピードを落としておくことが必要となります。
スピードが速いと、それだけ「強い下流向きへの慣性力」が働き、ボートの向きを変えても、そのまま、危ないB地点に流されてしまうリスクが高まってしまうためです！
その時のイメージはこんなものです。
いくら、技術やパワーがあっても、的確な判断ができなくては、どうしようもない・・・・といった状況に陥ってしまう可能性が高いわけです。
しかし、通常は「正しい技術」や「正しいパワーの出し方」というものは、「的確な判断力や把握力」があってはじめて培われてくるものなので、実際には、こういうタイプのガイドさんはいませんね（笑）
つまり、技術は一流、パワーも一級。でも、状況判断はいつもできない・・・。というガイドのタイプのことです。 少なくとも私自身は会ったことないです。
（「正しい」というのは語弊があるかもしれません・・・。方法は色々ありますので、どれが正しいのかは決まってません。 結局はどんな方法であれ、そのガイド自身が「安全に下れる」のが「正しい」のかも？？）
というわけで、また続きます！
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