それでもなお・・

2019年8月9日

オーストラリアでリバーガイドをしていた時の回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

ここ最近は、リバーガイド(ラフティングのガイド)のボート操作能力における「技術とパワー」について書いています。

前回の記事(⇒リバーガイド理想論♪)で書いたように、

リバーガイドには、いろりろなタイプがあり、私がオーストラリアで働いていた約13年間でも、本当に様々なガイドがいました。

そして、例えば、パワーがない人は、技術や判断力でその部分をカバーしたり、もしくは、逆に技術がない人は、それをパワーでカバーしたりと、

それぞれのタイプで、なにかしらの自分なりの方法を持って、普段のガイドをしていたのです。

つまり、どんなタイプでもで、何か他のガイドよりも劣っている部分があっても、努力次第で、全く問題なく、オーストラリアでガイドできていて、

ガイドによっては、それでも他のガイドよりも上手く操作できているガイドもいたのでした!

しかし・・・・・

それでもなお、当時の私は「技術&パワー」を追い求めました。

いえ、だからこそ、その両方をかね備えたガイドを目指したのです!

「なにかしら劣っている部分があっても、それを補えれば十分に他のガイドよりも、上手くボートを操作できるようになる・・・」

「ってことは、両方を高いレベルで持っていれば、もっともっと他の人より上手くなれるじゃないか!」

と考えたのですね。

つまり、 以前の記事で書いた、ラフティングのボート操作能力において「技術」も「パワー」もあればあるほど良い!という考えに至ったわけです。

そして今でもこの考え方は変わっていません。

「技」、「パワー」の両方で、もっと言えば、「判断力」や「想像力」、「精神力」「適応力」・・・etc など全ての要素で、その能力を高めることが出来れば、

それだけ、「自分の引き出し」は増えるということになります! 

「引き出し」の数が少ないガイドは、それだけ「対応できる範囲」が狭いといったことになってしまうのです(と思います)

ふう、やっとここまでまた戻って来ました(笑)

では、なぜそう考えるのか?

どういう状況で、どういったタイプのガイドは「対処できないケース」に陥ってしまうのか??

次回からは下のような状況を例に、簡単に説明していきたいと思います♪

$ラフティング道

状況: 図の上部が川の上流側で、岩の間をラフティングのボートで抜けて行きます。岩の間はボートがギリギリ通過できる幅です。 そして、そのまま流れに乗って、まっすぐに下ってしまうと、
「危ない場所」B地点に行ってしまいます。

それを回避するためには、岩の間を抜けて、すぐに左(図のA地点)に行かなければいけない・・・。

といったものです

ラフティング・リバーガイド・ボート操船の技術的な話になってしまうので、この「回想記シリーズ」とは切り離して、しばらく書いていきたいと思います。
<→続きはこちらです>

 

技術的な話は嫌!そのまま回想記が良い!という方はこちらに続きます→「ちょっとしたエピソード」