重たかったショットガンのチーム♪

2019年7月31日

回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

いよいよ2回目のショットガンが始まりました♪

以前の記事でも書きましたが、この試験を合格すれば、晴れてラフティングのガイドである「リバーガイド」になることができるのです。

そうなれば現地のラフティング会社であるRNR社にて、正式なガイドとして採用されることになるので、会社が労働ビザをサポートしてくれることになり、私はその後もオーストラリアに残ることが可能になるわけです。

それまでは「ワーキングホリデービザ」だったので、1年間しかオーストラリアに滞在することは出来ません。

つまり、この試験に合格することが私がオーストラリアに残ることのできる唯一の道だったわけです。

それが私がオーストラリアのケアンズに来た当時の「目的」=「夢」でもあったわけです。

その日のお客さんは、確かアメリカ人とヨーロッパの混合チームだったような気がします。

その日の「トリップリーダー」が各チームを割り当ててくれるのですが、ツアーが始まる前に、そのリーダーが、

「keita。今日はショットガンだろ?」

「重たいチームと、軽いチーム。どっちがいい??」

と聞いてきました。

私の心の中

「そんなの軽いチームのほうがいいに決まってるだろ・・・」

しかし、強がりだった私は、

「どっちでもいいよ♪」

と答えておきました。まあ、その人はそんな事を聞いておきながら多分気を利かせて、軽いチームを渡してくれるのだろうと思いながら・・・。

しかし、その人が私のチームに指定してくれたチームは、超ヘビーな人達だったのです(笑)

男性4名。女性2名のチームだったのですが、みんな身長180センチ以上。4人は明らかに体重100キロ以上はあったと思われる人達でした。

比較的「軽い」二人も、80キロはありそうです。

その上、一緒に乗る試験管のピーターも身長が190センチ以上の大男です。

実際の写真がこちら↓


(ボートの中に座っているので、あまり大きいとは感じないかもしれませんが・・)

「おいおい! 本当に重たいチームくれることはないだろ!! しかもショットガンの日に・・・」

他のガイドがそれを見て、そのリーダーに

「おい。今日はkeitaはショットガンだぞ!!なんで、あんな重たいチームあげるんだ!」

と言っているのが聞こえました。

そのリーダー 「だってkeitaはどっちでもいいと言っていたぞ♪」とニヤニヤしながら言っています。

オージーの中には、こんな感じで冗談でイタズラっぽい事をする人がたまにいます(^o^;)

悪気が無いのは分かっていましたが、正直、

「何もショットガンで、こんな重たいチームくれることもないだろ・・」と思ったのは事実です(笑)

ボートに乗る人達が重いと、当然ボートも重たくなります。

そうなると、ボートを操作する際にも、よりパワーが必要になりますし、ちょっとした事でボートのバランスが崩れやすいという面もあるのです。

ですからガイドはみんな「重たいボート」を嫌がります(笑)

しかし、そんな事を言ってもはじまりません。

もうやるしかないのです!

ボートは明らかにいつもよりも沈んでいました!

ピーター 「keita。今日のボートはものすごく重たいから注意しろよ! ちょっとしたミスですぐに転覆するぞ!」

私 「そうだね・・・。気をつけるよ」

とにもかくにも、そんな感じで2度めのショットガンが始まったのでした!

(いよいよ始まったショットガン。午前中の最初の大きな激流「アラームクロック」にて。後ろで私の隣りに座っているのがピーターです♪)

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