重たかったショットガンのチーム♪
回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
いよいよ2回目のショットガンが始まりました♪
以前の記事でも書きましたが、この試験を合格すれば、晴れてラフティングのガイドである「リバーガイド」になることができるのです。
そうなれば現地のラフティング会社であるRNR社にて、正式なガイドとして採用されることになるので、会社が労働ビザをサポートしてくれることになり、私はその後もオーストラリアに残ることが可能になるわけです。
それまでは「ワーキングホリデービザ」だったので、1年間しかオーストラリアに滞在することは出来ません。
つまり、この試験に合格することが私がオーストラリアに残ることのできる唯一の道だったわけです。
それが私がオーストラリアのケアンズに来た当時の「目的」=「夢」でもあったわけです。
その日のお客さんは、確かアメリカ人とヨーロッパの混合チームだったような気がします。
その日の「トリップリーダー」が各チームを割り当ててくれるのですが、ツアーが始まる前に、そのリーダーが、
「keita。今日はショットガンだろ?」
「重たいチームと、軽いチーム。どっちがいい??」
と聞いてきました。
私の心の中
「そんなの軽いチームのほうがいいに決まってるだろ・・・」
しかし、強がりだった私は、
「どっちでもいいよ♪」
と答えておきました。まあ、その人はそんな事を聞いておきながら多分気を利かせて、軽いチームを渡してくれるのだろうと思いながら・・・。
しかし、その人が私のチームに指定してくれたチームは、超ヘビーな人達だったのです(笑)
男性4名。女性2名のチームだったのですが、みんな身長180センチ以上。4人は明らかに体重100キロ以上はあったと思われる人達でした。
比較的「軽い」二人も、80キロはありそうです。
その上、一緒に乗る試験管のピーターも身長が190センチ以上の大男です。
実際の写真がこちら↓
(ボートの中に座っているので、あまり大きいとは感じないかもしれませんが・・)
私「おいおい! 本当に重たいチームくれることはないだろ!! しかもショットガンの日に・・・」
他のガイドがそれを見て、そのリーダーに
「おい。今日はkeitaはショットガンだぞ!!なんで、あんな重たいチームあげるんだ!」
と言っているのが聞こえました。
そのリーダー 「だってkeitaはどっちでもいいと言っていたぞ♪」とニヤニヤしながら言っています。
オージーの中には、こんな感じで冗談でイタズラっぽい事をする人がたまにいます(^o^;)
悪気が無いのは分かっていましたが、正直、
「何もショットガンで、こんな重たいチームくれることもないだろ・・」と思ったのは事実です(笑)
ボートに乗る人達が重いと、当然ボートも重たくなります。
そうなると、ボートを操作する際にも、よりパワーが必要になりますし、ちょっとした事でボートのバランスが崩れやすいという面もあるのです。
ですからガイドはみんな「重たいボート」を嫌がります(笑)
しかし、そんな事を言ってもはじまりません。
もうやるしかないのです!
ボートは明らかにいつもよりも沈んでいました!
ピーター 「keita。今日のボートはものすごく重たいから注意しろよ! ちょっとしたミスですぐに転覆するぞ!」
私 「そうだね・・・。気をつけるよ」
とにもかくにも、そんな感じで2度めのショットガンが始まったのでした!
(いよいよ始まったショットガン。午前中の最初の大きな激流「アラームクロック」にて。後ろで私の隣りに座っているのがピーターです♪)
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