チャンス再び!

2019年7月31日

回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

最初の「ショットガン」(オーストラリアのラフティングガイドの試験のことです)に失敗してしまった私でしたが(詳しくは過去記事を参考にどうぞ♪)

「またチャンスは必ずやってくるさ」

みたいな感じで、再びトレーニングに励んでいました。とはいっても、結構ショックでしたが・・・

ショットガンでの失敗を生かし、それ以降は最初の説明のときに、お客さんには

「ハイファイブは激流が終わってから自分が言うので、それまでは我慢してください!」

「激流の途中では勝手にやらないでください!」

と念を押すようにしたのでした(笑)

そして、最初のショットガンから数日たった頃、

試験官であるピーターが私に近づいてきて、

「keita。あれから調子はどうだ?」

私 「いい感じです。もうあんな失敗はしないよ」

ピーターはちょっとニヤっとしながら「俺もそう願うよ」と言い、

「明日、ショットガンを再びするぞ!!」

私の心の中 「ヨッシャー!!」

「今度こそ合格だ!」

当時、オペレーションマネージャーでもあり、唯一の試験官であったピーターは普段はあまり川には出て来ませんでした。

そのため、一度ショットガンに失敗すると、次のチャンスはなかなか巡ってこないというのが普通だったのです。

1ヶ月以上待つこともザラでした。

ただでさえピーターは川にでてくる回数が少ない上に、もし自分がショットガンに失敗してしまった場合は、その後は他のトレーニング生が挑戦することになるためです。

しかし、この時は私以外のトレーニング生のほとんどはまだショットガンを受けるに十分なレベルには達していなかったので、私が連続して受けることが出来たわけです。

ラッキーでした♪

再び巡ってきたこのチャンス。 失敗は許されません!

別にまた落ちたとしても、基本的に何度でも受けることができるわけなのですが・・・。

当時の若かりし頃の自分にとっては、

「2度も落ちてたまるか!!」

という強烈なプライドというか自尊心のようなものがありました!

やっと果たせそうになった「オーストラリアに渡った目的」を最初のチャンスで逃してしまった自分が許せなかったと言ってもいいでしょう。

今考えると、何てことない事なのですが・・・

当時は、

「もしまた万が一にも失敗したら、今までの自分という人間が否定されてしまう!!」

と思えるほどだったのです!

若かったですね~(笑)

そんな強い気持ちで挑んだ2度めのショットガンだったのです。

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