不通過とは(スラローム)
まだなだ続くスラローム(ラフティング競技)のルールです♪
そもそもラフティング競技って何?という方はこの記事からどうぞ。
前回の記事で、実際のスラロームでのレースで、ペナルティーをもらってしまった例を、動画を見て頂きながら説明しました。
1番ゲートの接触(タッチといいます)での、ペナルティーは簡単に分かったと思います。
問題はその次の2番ゲートです。スラロームを初めて見る方にとっては、よく分からなかったのではないでしょうか?
結論から言ってしまうと、あれは不通過というペナルティーになります。
ペナルティーはなんと50秒!
通常、スラロームでの、実際のコースタイムは2分~3分くらいなので、50秒のペナルティーというのは致命的なミスとなります。
ですから、どのチームも不通過だけはなんとしても避けようとするのです。
では、「不通過」とは、どんな状態を意味するのでしょうか?
前回の例では分かりにくいと思うので、もっと簡単な例で説明しましょう。
次の動画を見てみてください。動画の中の1分20秒くらいのところから見て頂ければけっこうです。
このレースでは、大きな落ち込み(ドロップといいます)のあとに、両岸に1つずつアップゲートがセットされていました。
このチームはドロップのあと、1つのアップゲートは無事に通過します。しかし、反対側にセットされたアップゲートまで行こうとしましたが、上手く流れを渡ることができず、そのまま下流に流されてしまいました。
その結果、アップゲートを1つ通過せずに次のゲートに向かうことになってしまいました。実際には、その次のゲートも不通過しています・・。
文字通り、これが最も簡単で単純な「不通過」の例ですね(笑)。
では、次回は前回と同じ動画を例にして、少し難しい「不通過」を説明しましょう!
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