ピーターと語った夜part3(信頼)
こんばんは。今回もオーストラリアでリバーガイドをしていたときの回想記です♪
当時のボス「ピーター」との思い出を書いています。
→過去記事はこちらになります(^’^)
こちらも良かったらどうぞ!→「回想記のようなもの!?」
しっかし、話しが進みませんね(笑)この回想記を再開したのは、今年の1月だったでしょうか・・
はや4ヶ月以上経ってしまいましたが、ほとんど進展なし(*_*;
まあ、2週間に1度くらいしか更新してないので当たり前なのですが・・
さて、話しを回想記に戻します。
焚き火を前に、一人でのんびりしてきたところに、当時のオペレーションマネージャーであるピーターがやってきました。
そして、「調子はどうだ?」という感じで、会話は始まり、その後1時間くらい話したと思います。
内容は、主にプライベートな事でしたね。
普段、何をしているとか、どうして、ラフティングを始めたとか。
そんなごく普通の会話を最初の頃はしていたと思います。
当時のピーターという人は、会社でもかなり「孤高」の存在(笑)でもあったので、そんな普通の会話でも、ピーターとそこまで話しをしたガイドはあまりいなかったのではないでしょうか?
普通の会話が、ある程度、出尽くしたころピーターは、今度は会社での仕事についての話しをし始めました。
「keita、お前はどのくらいオーストラリアにいるんだ」
「会社での仕事面では、不満はあるか?」
なんて感じです。
そして、唐突にこんなことを言ってきました。
「お前は、ガイドも上手いし、きちんとしている、英語も大丈夫だ」
「だから、色々手伝ってくれるか?」
これは嬉しかったですね。
ピーターという人は、あまり他のガイドを言葉にして褒めるような人ではなかったですから。
しかも、会社に入った当初は「ピーターは日本人嫌い」という話しも聞いていましたし(笑)
そして、こんな事も言ってきました。
「今度、ガイド養成のトレーニングコースをするから、そこで新人を教える講師(コーチ)として手伝ってくれ」
「半日コースのバロン川でも、色々手伝って欲しい」
ガイドトレーニングコースというのは、リバーガイドになりたい候補生を集めて、4~5週間ほどキャンプしながらリバーガイドの基礎を学ぶコースです。
まだガイドになって2年目くらいのことでした。しかも、教えるのは日本人ではなくて外国人(?)です。
これには、多少驚きもしましたが、やはり嬉しかったものです。
「ああ、ピーターは俺のことを信頼してくれているんだな」
と思ったのを覚えていますね。
そして、このトレーニングコースにコーチとして参加するというのは、このあとすぐに実現することになります。
ピーターとのこの時の会話というものは確か1998年の事なので、もうかれこれ17年も前のことです。
細かい会話の内容などは、ほとんど覚えていませんがこの部分だけの会話は今でも鮮明に覚えています。
私の答えは
「勿論!」
その一言を聞いては、ピーターはニヤっとし、
「OK、分かった。よし、明日も長い1日だ。もう俺は寝るよ」
といってピーターは寝床へ行ってしまったのです。
この時のピーターとの会話で、私は当時の会社の現場において一番のボスであったピーターからの自分への信頼というものを感じることができました。
心のなかでは「たぶん信頼されているだろう」と思っていても、やはり実際に言葉にして言ってもらえると全然違うものです。
これを機に、私はますます「自分の目指す処」に向かって進んでいったように思います。
今となっては遠い思い出ですね♪
<*現在書いている回想記はここまでです。再開次第、リンクも更新していきます>
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