狂った感覚?!
回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
オーストラリアでのラフティングガイド養成のトレーニングコースを卒業した私達12人は、正式にRnR社の会社所属のトレーニング生となったのでした。
そうです。以前の記事でも説明しましたが、トレーニングコースを卒業したからといって、すぐにガイドになれるわけではなく、その後もトレーニング生として、実際のツアーの中でトレーニングを続けていくのです。
具体的には、会社主催の実際のラフティングツアーに同行して、ボートの中で正式なガイドの隣りに座り、少しずつガイドさせてもらうようになるのです。
こんな感じですね。
トレーニングコースですっかり自信を付けていた私は(⇒前回の記事で書いてます)、この時を楽しみに待っていたのでした。
トレーニングコース以前にも、既に、このようなツアーに同行しガイドさせてもらっていた私は、
「今回のトレーニングコースでだいぶ成長できたはず。実際のツアーではどのくらい上手にできるかな」
とワクワクしながら考えていたのです。
そして、ツアーに同行した初日。
私のそんな考えはもろくも崩れ去りました!
トレーニングコースでは、あんなに細かく正確に操作できていたのに、実際のツアーでは全く出来ないのです!
トレーニングコースでは、「ボートの先端まで神経が行き届いている」とさえ感じられた感覚というものは全く無くなっていたのでした。
私 「なんだ、これ?? トレーニングコースの時と全く違う!!」
「ボートが全然思った所に行かない・・・」
むしろ、トレーニングコース前よりも逆に下手くそになっているようにさえ感じられたのでした。
特にトレーニングコースからツアーに復帰した初日の午前中は酷かった・・・
転覆などはしませんでしたが、自分の思ったコース取りを全くといっていいほど出来ていないのです。
それはなぜでしょうか??
当時の私も午前中の途中で気付きました。
答えは簡単です。
トレーニングコースの時と、ツアーでの時の最大の違いがその理由です!
そうです。漕ぎ手が違うのです!
一般のツアーの時は当たり前ですが、ガイドが指示を出して、それにしたがって「ツアーのお客さん」が漕ぎ手となります。
しかし、トレーニングコースでは全員がトレーニング生なので、一人が「ガイド役」になってボートを操作しているときは、他のトレーニング生が「お客さん役」となり漕ぎ手となっていたのでした。
たかが「漕ぎ手」の違い。
しかし、それがラフティングにとっては大きな違いとなってくるのです。
次回以降、その辺をもう少し詳しく説明していきたいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
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そうですよねぇ。。
私なりに一生懸命漕いでるつもりですが,guideサンにとっては,みんなが漕いでくれないと,行きたい所に行かない,大変なことですよね。
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>美紀さん
コメントありがとうございます!
一生懸命漕いでくれてありがとうございます(笑)ガイドさんはそのことはちゃんとわかってると思いますよ!
例え、ボートがちゃんと進まなくても「なんとかする」のがガイドですからね!!