リバーガイドは個人種目?!一方レースラフティングは・・・

2019年9月4日

昔から思っていたことで、最近あらためて実感したことがあります。

それは、レースラフティング(ラフティング競技)はチームスポーツであり、一方リバーガイド(ラフティングツアーのガイドのことです)は個人種目ということです。

ラフティング競技は4人、もしくは6人でのチームスポーツです。

それはもう紛れもないチームスポーツで、個人的には 「ラフティング競技はある意味、究極のチームスポーツ」であると思っています。

それに関しての記事はこちらで書いています。よかったらどうぞ♪

⇒「数式によるラフティングチーム論」
⇒「5+5+5+5=10??」
⇒「ラフティングチーム論 「果てしなく困難な道」 」

それに対し、リバーガイドは「お客さん+自分」という構成で、お客さんとガイドが力を合わせてボートを漕いで激流を下っていくので、そのような意味ではもちろん「チームスポーツ」ですが・・・・。

しかし、基本的にボートを「操作」しているのはガイドだけです。

 

お客さんは通常、ガイドの指示に従い漕いでいるだけなのです。

つまり、ちょっと語弊のあるいい方かもしれませんが、ラフティングツアーでは

「お客さんは、ガイドの手足となって、動いているに過ぎない」と言えると思います

どんな動きをするか・・ということを考えているのはガイドの「脳」一つだけなのです。

もちろん、お客さんの漕ぐ能力。お客さんの漕ぐタイミングなどによって、ボートの動きは変わってきてしまうので、自分の管轄外の影響も大きいのは事実です。

しかし、それでも「考えている脳」が一つである以上、ラフティングツアーのリバーガイドというのは「個人種目」と考えていいのではないでしょうか。

私の感覚としては、もし「レースラフティング(ラフティング競技)」と「リバーガイド」を馬で例えるなら・・

「レースラフティング(ラフティング競技)」というのは、トレーニングと体調管理を徹底し、ただ純粋に速く走ることを目的に、育てあげて、そして訓練された「競走馬」と言えると思います。

それに対し「リバーガイド」というのは、大自然の中で、様々な困難に立ち向かいながら、生き抜いている「野生の馬」といった感じがします。

以前のブログでも書いたことですが、私自身ここしばらくはずっと「競走馬」の世界にいました。

つい最近「野生の大自然」に再び放たれたのですが、以前の「野生の馬」としての感覚がまだまだ戻っていません。

この世界では「色々な馬」が自由奔放に、自然のなかで走り回っています(笑)

面白いです♪

この大自然の中で走り回りつつ、「競走馬」としての能力もまた更に上げていきたいな・・と欲張りなことを考えているここ最近です。