ビザ取得!のはずが・・・・まさかの事態に!

2019年8月1日

回想記です♪

いよいよ卒業を間近にひかえた1996年の3月。

オーストラリアのワーキングホリデーのビザを取るために、都心にあるオーストラリア大使館へと足を運びました。

卒業してすぐの4月にはオーストラリアに渡ろうと思っていたので、ビザは3月に取ろうと思っていたのです。

理由は、ワーキンホリデービザの期間は1年間であり、その有効期限は「ビザの発給日から1年間」というものだったからです。(現在は若干違うようです)

つまり、あまり早くビザを取ってしまうとそれだけ現地での滞在できる期間が短くなってしまうため、卒業ギリギリまで待っていたのです。

現在はインターネットで取得できるようですが、当時はもちろん、そんな便利なものはありませんでしたから直接オーストラリア大使館まで行ったのでした。

その時は、大使館には私のほかに誰もいなく大変静かだったのを覚えています。

そして、ビザの申請用紙をもらおうと窓口へと歩いていきました。

大使館の人は席を外していたらしく、窓口には誰もいませんでした。

「誰もいないな~」と思って、中を覗きこんでいた私でしたが、そのうち一枚の紙が視界に入って来ました。

窓口の横に貼ってあった小さい一枚の紙です。

その紙の中には「ワーキングホリデー」の文字がありました。

「なにかな?」と思ってよく読んでみると、なんと・・・

「ワーキングホリデービザは今年度の発給数が規定数に達したため、現在は発行してません」と書かれていたのです!!

さらに、

「ビザ発給再開の時期は未定です」とまで!!!!

「え??マジで??」

「・・・・・・」

その後、窓口に係の人が来たので、一応聞いてみましたが、やはり答えは

「いつ再開するのかは分かりません!」とのこと。

私は「・・・・・。 どうしようか・・・」と考えながらも大使館をあとにし、アパートへと帰ったのでした。

<続く>