100万円の札束・・。

2019年8月1日

大学時代に卒業後の外国渡航のために、バイトで100万円を貯めたことは前回の記事で書きましたが、正確にはたしか112万円だったような気がします。

4年間でその金額ですから1年あたり約28万円貯めたことになります。

そう考えると「大したことないな~」と思うのですが、実際には結構大変だったと記憶してます。

大学の授業やテスト、部活の練習、それにバイトが重なると疲労が溜まってきて、年に1度くらいは疲労からくるストレスで激しい胃痛に襲われていました。

胃痛があんなに痛いものだとはそれまで全く知りませんでしたね(汗)

バイト代は全部貯金できたわけではなく、部活の合宿費やユニフォーム代(けっこう高い・・)などもそこから出していたので思うようには貯まりませんでした。

もちろん親からは有難いことに仕送りをしてもらっていたのですが、なんとなく余計なお金を出してもらうことが好きではありませんでした。

ですから、卒業を前にして目標であった100万円に達成したときは、やはり嬉しかったですね。

それである時、外国に渡るための準備をしている時に、銀行口座に入れていた100万円を違う銀行口座に入れる必要がありました。

当時(1996年)は、まだインターネットなんてありませんでしたから(あったかもしれませんが、一般的には無かった)、当然自分の手で行います。

まずお金をおろし、それを持って自転車である銀行まで持っていったのです。

そのとき生まれて初めて100万円という札束を自分の手に持ったわけですが、その時思ったことは・・・

「あれ?100万円ってこれだけ???」

というものでした・・

大学当時の私にとって、100万円は大金であり(今もですけど)、手にする前はなんだかスゴイ大金を目にするんだな・・と思っていたのですが実際は全然違ったのです。

100万円の札束の厚みは約1センチです。

「1センチもある!」と思うか、

「1センチしかない・・」と思うかは人それぞれでしょうが、その時の私の正直な気持ちは

「あれだけ頑張ってこれだけなのか・・・」

というものでした(笑)

でも、それで逆に

「頑張った結果、これしかないのだから、このお金は大切に使わなくては」 

と思ったのを覚えています。

「お金のありがたみ」を実感した大学時代の思い出でした♪

<続く>