出会いの不思議さ

2019年7月17日

前回、新チームのスポンサーになって頂いたアメリカのNRSの話をしました。

この話が決まったのは、本当に偶然の出会いからです。

去年の10月にコスタリカで行われたラフティング世界大会でのときでした。大会が終わり日本に帰国するときのコスタリカの首都サンホセの空港でのことです。

ちょうど搭乗ゲートのところで私は壁際に座っていました。

そのときに、ある人が私に話かけてきたのです。その人がNRSのインターナショナル部門のBennett Barr氏でした。

彼は私が日本のユニフォームを着ていたので話しかけてきたのでしょうが、コスタリカにはラフティング世界大会とは別の用事で来ていたようです。

私達日本チームがその世界大会で優勝したことさえ知りませんでしたから…(笑)

話したのはものの10分くらい。そして彼は別れ際にNRSのカタログをバックから取出し、「何かあったら連絡してくれ。スポンサーできるかも」と言ってくれました。

$ラフティング道
↑その時もらった彼の名前が入ったカタログ

この出会いがなかったら、当然今回のスポンサーの話も生まれなかったでしょう。

そう考えると不思議です。でも、よく考えたら、全ての人との出会いも同様ですね。地球上で約70億人といわれる人口。その中から出会えるわけですから。

よく「全ての出会いは必然である」と言われます。

正直、それが本当に正しいのかどうかは、まだ私には分かりません。でも、例え「最初の出会いが偶然であっても、後にそれは必然であった」とすることは出来ると思います。

いい意味でも悪い意味でも。全ては自分次第でしょう。

私が本格的に日本に帰国してもうすぐ3年。この短い期間でもたくさんの人達と出会っています。

私は初対面の方と話すのは、あまり得意なほうではありませんが(笑)、いろいろな方との出会いは大切にしていきたいと思っています。

$ラフティング道
空港にて。どこの空港だったかなあせる