「自分」という確率

2019年7月12日

4年くらい前に読んだ本に書いてあったこと。

どんな人にも必ず両親が存在して、その両親にもそれぞれの親がいます。

4人の祖父母にもそれぞれの親がいて・・・と20代前まで遡っていくと、自分がこの世に出てくるまでに104万8576人の先祖の存在があり、さらに30代前に遡ると、なんと10億7374万1824人のご先祖様がいることになるそうです。

30代前って、どのくらい前だろう・・?

全てのご先祖様が、平均して25歳で子供を産んでいるとしたら・・30×25歳=750年!

ん・・たったの750年前? このあいだにこれだけのご先祖様がいた・・。

この計算方法が合っているのか定かではありませんが・・(笑)。

とりあえず、この内、誰か一人でも欠けていたら、自分がこの世に存在することはありません。

途中で誰か一人でも一緒になる相手が違う場合でも同様です。

そう考えると、「自分」という人間は、本当に天文学的な確率のもとに現在に存在しているということが実感できます。

ご先祖様の中には色々な人がいたことでしょう。

もしかしたら、ものすごい悪人がいたかもしれない・・。

いや、むしろいたと考えるほうが確率的には正しいでしょう。

ただ、その人達がどんな人であれ、その人の存在自体には感謝したい。

全てのご先祖様の生命の繋がりがあって、今こうして「自分」が存在し、生きていることができるのだから。

そう思います。

皆さんはどうでしょう。