出発前の最後の仕事・・「ノースジョンストン川」

2019年7月23日

前回の続きです♪

North Johnstone川でのキャンプ地での恐怖とは・・・。

それはキャンプでの朝を迎え、再びラフティングに出発する直前の最後の仕事・・・。

トイレ掃除なのです!

トイレといっても、もちろん普通のキャンプ地になるようなトイレではありません。

「基本的に持ち込んだもの全てを持ち帰るツアー」 なので、

「みんなが食べて出したものも全てボートに積んで持ち帰る」のです!

ですから、必然的にトイレも非常に簡単なものです。

大きなプラスチックの容器の上の部分にステンレス製の「漏斗」を突っ込みます。

↓こんなものです♪

あとはこの「漏斗」の上に簡易便座を載せただけのものです。

ここからは食事中のかたはご注意ください!

「漏斗」の形を見てもらえればわかりますが、下の部分は非常に狭いです。

ということは「小」なら大丈夫ですが「大」ならどうなるか・・。想像できますね・・。

そうです。確実に詰まります(笑)

プラスチックの容器はその容量に限度があるため、水で流しこむことはできないのです。あくまでも「出したものだけ」を下の容器に入れなければならないのです。

ですからトイレの脇には、細い木の棒を地面に刺しておいて、各自が自分の「詰まったもの」をその棒で、漏斗の下に押しこむようにしてもらいます!

しかし、そう簡単に「たかが木の棒」で綺麗に下に「出したもの」を押し込めるはずはありません・・。

当然、朝の時間帯のあとには、その漏斗の中は「それはものものすごい状態」なのです叫び

しかし、誰かがそれを綺麗に掃除して、その「出したもの」が入ってる大きなプラスチック容器を自分のボートに積まなければいけません。

そういう仕事は当然「新人」が通常やります。

私が最初にノースジョンストン川をガイドした頃は当然「新人」」だったので、リーダーのガイドに

「ケイタ。お前の仕事だ!」と笑顔で言われ、毎朝やったものです。

漏斗にしっかりと大量に付着した「健康的に出したもの」はなかなか綺麗に落ちてくれないものです。
出発前で時間はあまりありません。他のガイドは着々と自分のボートを準備してます。

最初は恐る恐る行なっていた作業でしたが、慣れてくるとなんてことありません。最後のほうは、ヤケクソで素手に砂を大量に掴み込み、それを漏斗の中に突っ込み、砂とともに「出したもの」綺麗に落としていました!

「ジャブジャブ、バシャバシャ!!」

顔に「何か」がかかろうが、そんなの気にしません。ただひたすら漏斗が綺麗になることだけに集中するのです。

それが一番手っ取り早く綺麗にできる方法でしたね!

もちろん、そのあと必死に全身を洗ってましたが(笑)

ラフティング道

「一仕事」終えてようやく出発です♪ この写真のころはたぶんもう「違う新人」がやっていたと思いますが(笑)

このトイレについては、続きのストーリーがあります。
→こちらです どっちに向けるべきか?「ノースジョンストン川」