スラロームはゲートを通る

前回はラフティング競技のスラローム種目の映像を見て頂きました。

今回から、スラロームのルールについて順を追って、簡単に説明していきたいと思います。

その前にラフティング競技って何?というかたはこの記事から読んでみてください。

さて、スラロームのルールですが、4つあるラフティング競技の種目のなかでは、一番わかりにくいかもしれません。

一般の人にとっては、いったい何をしているんだろう?というのが正直な感想かもしれませんね。

一度に全てのルールを覚えるのは大変なので、1つ1つ簡単に説明していきましょう。

簡単に言ってしまえば、スラロームというのは、
そのチームの「激流を進んでいく技術」
を純粋に見る種目とって良いかもしれません。

なぜなら、ただ激流を上流から下流に下るだけでしたら、はっきり言って簡単です。

ただ流されればいいのですから・・笑

しかし、もし激流のなかで下る場所、通る場所を指定されていたらどうでしょうか?

例えば、みなさんが車を道路の直線で運転してるときを想像してみてください。普通に運転していたら簡単ですよね。
でも、もし目の前にたくさんの障害物があって、それをよけなければらいけないとしたら・・。

全部、ぶつからないように車を運転するのはかなり難しくなるでしょう。

それと同じです。

スラロームではゲートと呼ばれるものがその障害物になります。


(2007年韓国での世界大会の時のもの)

映像内で、流れの中のいたるところに棒状のものがぶら下がっているのが見えると思います。2本の棒が1ペアで1ゲートです。ボートはその間を通って行っています。

そのことに注意して、またスラロームの映像を見てみてください。
これは、2010年、オランダでの人口コースで行われた世界大会のスラロームの映像で、ドイツチームのものです。

どうでしたか? ゲートの間を通っていきましたね。

とりあえず、今回のところは
スラロームのルール1
「ゲートを通らなければいけない」
とだけ覚えておきましょう!

スラローム種目において、最も基本的に重要なルールになります♪
また次回に続きます