エキシビションレースで「バチバチ!」

2019年8月27日

回想記を再開する前に、先週末のレースについて♪

先週末、四国の吉野川で「2013大歩危リバーフェスティバル」が開催されました!

今回は私は選手ではなく運営にまわり、今年新種目となった「ラフティングクロス」の担当をしていました。

「ラフティングクロス」とは数艇同時スタートの短距離を競う競技です。世界大会でのラフティング競技では種目に入っていません。

しかし、この「ラフティングクロス」というのが面白いんです♪

ただの短距離ではなく、途中にゲートなどをセットし、それも当然通過しなければいけないのですが、普通のスラローム競技とは違って、復数のボートがその一つのゲートを目指してくるので、そのゲート際において様々なドラマが生まれたりするのです!

しかも、「意図的な接触OK」というルールにしたので、そのゲート際においての各チーム同士の駆け引きというのが、かなり勝敗に影響を及ぼしてくるのですね。

こんな感じです。
↓ ↓ ↓
$ラフティング道
(これは当日のラフティングクロス決勝での一コマです)

一つのゲートに向かって3艇が競い合っています!

これは見てるほうも楽しいですし、やっている選手にとっても新鮮で面白いものでしょう。

この「ラフティングクロス」

色んな意味で、大きな可能性を秘めている種目かもしれませんね♪

そして、大会の最後には、エキシビションレースとして、日本女子代表の「The River face」と九州から参戦してきた「アクロス」とのH2Hレースが行われました。

アクロスは今回4人乗り部門でのH2H優勝チームです。「The River face」は6人乗り部門優勝だったので、アクロスに急遽2人を加えて行ったのですが、それに私も参加したのです(笑)

というわけで、折角の機会だったので「本気モード」で行かせて頂きました♪

$ラフティング道
(スタート直後のもの。 私達が左側。リバーフェイスが右側です)

普段は後ろを漕ぐことが多い私ですが、今回は一番前です。

相手チームと一番最初に接触をするポジションです♪

自分のパドルを用意していなかったので、仕方なくウッドパドル(木製パドル)を使用。このウッドパドル。非常に重たいのですが、その分強度も抜群のパドルです!

遠慮無くバチバチいかせてもらいました(笑)

スタートでリバーフェイスに少し前に出られてしまったので、こちらとしては強引にパドルを入れて、前に出るしかありません。

見ている人達も国内ではなかなか見られない「激しいパドルでのつばぜり合い」にちょっと驚いたようですが、楽しんでもらえたようです!

このH2Hという種目。

実践的な練習を積むには、実力の拮抗した、もしくは自分達よりも実力が上の相手と行うのが、実力をあげるのには一番の近道です。

来月、ニュージーランドでの世界大会を控えている彼女達にとって、いい意味で「いい実践練習」になったことを期待してます。

しかし、たった1レースだったのですが非常に楽しかったです!

また「バチバチ」やりたいな~