残った12人 サバイバル・ラフティング・ガイドトレーニングコース!

2019年7月30日

回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

オーストラリアでのラフティングのガイド養成のトレーニングコースは、あっという間に2週目も終わってしまいました。

この時も、例のごとくコースディレクターのピーターの個室に呼ばれ、トレーニングコース恒例の「クビ宣告式」が行われ、この時は2名程度の人が、残念ながら「終了」を宣告されたように記憶しています。

⇒「クビ宣告」とは?という方はこちらの記事を読んでみてください♪

そして、この週は途中で怪我人も出て、何人か「脱落」。

さらに先週生き残った人が、なぜか今週からパッタリと来なくなってしまい「自然消滅」。

といった感じで、最初は約20名ほどいた参加者が、一気に12名まで減ってしまったのでした!

そして、結果的にこの最初の2週間を生き残った12名が、最終的に全員このトレーニングコースを無事に卒業することとなるのでした。

トレーニングコースの3週目からは、「激流で泳ぐトレーニング」や「ガイドの技術」以外も、様々なメニューが組まれるようになってきました。

川で万が一、事故が発生してしまったときのレスキューの仕方。

川岸に数多くある緊急ルートの確認。

ラフティングツアーで使うロープワーク。

タリーの街のambulance(救急車が待機している施設です)に行き、簡単な講義。タリー川で怪我人などが出た場合は、まずここにお願いすることになるのです。
(実際に何度もお世話になりました)

この5週間のトレーニングコースというのは、本当に沢山の内容が組み込まれ、充実した内容のものでした。

このような「ラフティングのガイド養成トレーニングコース」というのは、日本のラフティング業界ではほとんどおこなわれていないと思います。

通常は各会社のラフティングツアーのボートと一緒に、川を下りながら、少しずつ覚えていくというのが一般的なのではないでしょうか。

数日間~1週間程度のミニトレーニングコースというのを行なっている会社はあるようですが、4~5週間もの間、集中的にラフティングの訓練をするというコースは日本では私自身は聞いたことがありません。

日本とオーストラリアではラフティングの環境が違いますので、全く同じようには出来ないかもしれませんが・・・

それでも最初に、このような集中したトレーニング期間を経験できるということは、その後の技術や知識の習得に大きな影響をもたらすものであると考えています。

そういう意味でも、オーストラリアでこのようなコースを受講できた私達はとても幸運でした♪

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