顔合わせ

2019年7月30日

回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)

オーストラリア、タリー川でのガイドトレーニングコース開催が決まり、事前説明会のようなものがRnR社にて開かれました。

前回の記事でも書いたように、全部で20名ほど。そのうち日本人は私を含めて7名いました。

一度にこんなに多くの日本人がトレーニングコースに参加するのは会社始まって以来の出来事だったようです。


(トレーニング時代の私です)

日本人の他には、韓国人。そしてニュージーランド人。オーストラリア人がいました。

トレーニングコースを仕切るのは、当時RnR社での全ガイドのトップにいたピーターという人でした。

このピーター。めちゃくちゃ怖い人でした(笑)

タリー川でのガイド試験の試験官でもあった人です。

このピーターが川にいる日は、みんな、いつもよりも若干緊張というか、気を張って仕事をしてる感じでした。

そんなピーターが、少しも笑顔を見せることなく淡々とトレーニングコースの説明をしていきます。

その雰囲気だけで、その場にいたトレーニング生はみんな少し緊張しているのがわかりました。

例のごとく「トレーニング中に何が起こっても責任は問いません」という書類にサインをし、

さらに「この場にいる全員がガイドになれるわけではない。このコースはあくまでも『ふるいをかける』ようなもの」

「ここで残ったものだけが、その後のトレーニングを引き続き、行う事ができる」

「最終的に何人残るのかはお前たち次第だ。しかし、通常は毎週何人かクビを切ることになる。特に最初の2週間くらいは必ず何人かは切る!」

ようなことをピーターは言っていたと記憶しています。

さらに「日本人は7人もいらないので、残すのはたぶん4人くらいだ」とも言われました。

私は既にトレーニングを受けていたので、他の人達に比べたら最初の段階でかなり先をいっていたのは事実です。

しかしピーターは「keita。お前はすでにトレーニングを受けてきたが、このコースでは他の者と一緒に扱うから、油断はするなよ」

私はもちろん油断はしてませんでしたが、このブログで何回も書いているように、当時は「自信過剰の性格」でしたので、例え事前トレーニングを受けてなくとも、

「俺が落とされるわけはない!」と思っていたので、トレーニングコースに対しての不安などは全くありませんでした。

むしろ、オーストラリアで、そのような「サバイバル的なトレーニングコース」に参加できることを嬉しく思っていました♪

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