2日目。まさかの「再び!」
回想記です♪(⇒過去記事はこちらです)
1997年2月。私はオーストラリアのケアンズでラフティングのガイドになるためのトレーニングを始めたのでした。
初日はタリー川というところで最も危ないとされる激流の入り口で、いきなりボートが転覆し、タリー川ラフティングの洗礼を受けたのでした(前回の記事を参考♪)
トレーニングの2日目。
再び私は朝の6時にラフティング会社のオフィスに行き、タリー川ラフティングに行くバスに乗り込みました。
その日のガイドもオーストラリア人でした。初日とは違うガイドさんで、身長が190センチ以上、体重も100キロ以上あるような巨漢の人でした♪
「KEITAです。よろしくお願いします!」
って感じで挨拶をし、ボートに乗せてもらいます。
まだ2日目なので当然何も知りませんし、右も左も分からない状態です。
そのガイドさんは、体はデカイですが顔や話し方はすごく優しい感じで、
「KEITAは今日は2日目か。じゃあ、ランチの時間にちょっとパドリングを教えてあげるよ」
と言ってくれました。
「ホントですか? ありがとうございます!」
ラフティングが始まり、ボートは激流に入っていきます。
私も2日目だったので、なんとなく
「あ、ここは昨日はこんな感じだったな」
「昨日はあそこで止まっていたな」
などと思いながらボートに乗っていました。
そして、いよいよ午前中の山場「シアター」に差し掛かりました。
昨日、いきなり転覆した激流です♪
ガイドさんはボートのクルー(お客さん)に、激流の説明をし、どうやって下るかのプランも説明し、みんなでその練習をしています。
僕も当然一緒に練習をします(笑)
他のボートは順々に激流に入っていきます。いよいよ自分たちの番です。
ちなみにこのシアターの入り口は「ニンジャシュート」という名前が付いています。
昨日はこの「ニンジャシュート」でいきなり転覆しましたが今日はどうなるか・・・・。
ボートが「ニンジャシュート」に入り始めるました。ボートは昨日と同じくなかり傾いています。(昨日はここからさらに傾き転覆したのです・・・)
ボートは「ニンジャシュート」を抜けました!
しかもボートは転覆せずに、再び元の状態に戻ってます!!
私「おー! 今日は無事に通過した!!」
ガイドの掛け声のもと、クルーは再び漕ぎ出します。 私も漕ぎます。
心のなかでは
「昨日はここを流されたな~。 今日は無事に通過できたな!」
しかし、隣のガイドの声は、無事に通過したにも関わらず、その掛け声のトーンはなぜか激しくなってます。
私 「あれ? 無事に通過したのにな・・・・」
すると前方に大きな岩が近づいてきます。 川の流れはその大岩にもろに当たっています!!
私「・・・・・。このままいくとぶつかるな」
ガイドさんはクルーに「前漕ぎ!!前漕ぎ!!」と叫んでいます。
私「なんか・・・・。もしかしてヤバイ???」
ボートは大岩に激突しました!
次の瞬間。
ボートに大量の水が上流からぶつかってきて・・・。
転覆!!!
私の乗ったボートは、初日に引き続きまたもやシアターで転覆したのでした(笑)
(岩にボートが当たると、場合によっては転覆します。詳しくはこちらの記事で説明してます⇒
『岩に衝突して転覆する原因』 )
ディスカッション
コメント一覧
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う~、リアル!
読んでて昔の事を思い出す日記ですね、流石です。
急流の入口に入り込む瞬間のドキドキ感、久々に味わってみたくなりました!!
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>おにっち@週末冒険プランナーさん
コメントありがとうございます!
僕自身も昔のことを楽しく思い出しながら書いています!