カヤックでの失敗・・。

2019年8月1日

ここ最近はオーストラリアのバロン川でのラフティングツアーを紹介してきました。

ラフティングツアーって何?という方はこの記事から参考にしてみて下さい」♪

このバロン川、雨季の時期にはとんでもない激流になるということは前回の記事で説明しました。

今回はそんなバロン川での私の若かりし日の出来事を書きたいと思います(笑)

あれはたぶん1999年か2000年くらいの3月でした。今から12~13年前です。

当時ケアンズに住んでいた私は、ラフティングとカヤックに夢中になっており、1年間のうち川に出ない日というのは10日間程度だったのではないかと思います!

↓カヤックとはこんなボートのことです♪(いろんな種類があります)ちなみにこれはタリー川でカヤックを漕いでるところです。
$ラフティング道

ラフティングの仕事が終わったら、川にカヤックを漕ぎに行き、ラフティングの仕事の前に時間があったら漕ぎに行き、さらに川に漕ぎにいく時間がなかったら、自宅(マンション)のプールで漕ぐといった生活を10年ほど続けていましたあせる

その時は雨季でバロン川が大増水。その日はラフティングツアーも中止でした。

その時のバロン川の水量は推定3000メグ。普段は15~100メグです。

こんな感じでした!


(この動画はjamie4870さんのサイトより引用させて頂いてます)

この映像に映っている区間だけなら、まだなんとか行けます(と思います)。しかし、ここには映ってませんが、これより下流の普段の激流区間がすごいことになっているのです叫び

もちろん漕げるような水量ではないことは、十分承知していましたが、とりあえずカヤックを車に積んでいって、荒れ狂うバロン川でも見に行こうと思ったのです。

「どこかで漕げるところがあったらちょっとだけ漕ごうかな・・」と思って(笑)

ちょうど新しいカヤックに買い換えたばかりで、試してみたいという気持ちもありました。

さて、一人で車に新艇カヤックを積み、バロン川に到着したのはいいですが、やはり「どう考えても漕げるレベルではないな・・・」

と、最初は思いました。

しかし、ラフティングやカヤックをしてる人の性というのは不思議です。

このような激流を眺めていると「スゴイ激流だな」と思うだけでなく、

「もし、これを漕ぎ下るとしたらどうやって行こうかな・・・」
と考え始めてしまうものなのです。

おそらく、みんなそう思っていると思います。たぶん・・・・。違うかな(笑)

そして、いろいろ考えながら、その激流を眺めているうちに、目(思考?感覚?)が慣れてきてしまうのでしょうか?

「あれ、これもしかして行けるんじゃん・・・」
と思い始めてしまうのです。

こうなったら、もう駄目ですね・・・(笑)
もうあとはひたすら「どうやったら下れるか・・・」と考えるだけの思考になってしまいます。

この間、およそ40分。

頭では、「一人だし、何かあったらどうしようもない。やるべきではない!」と理解しています。

しかし、頭の別の部分では「これを下れたらスゴイな!!」などと無事に漕ぎ終えた姿を想像してしまっていたのです。

かくして、当時25歳くらいであった若い私は、無謀にもこのバロン川に漕ぎ出ることにしてしまったのです。

というわけで、また続きます
<→続きはこちらです>