ラフティングをする時の履物(その2)

2019年9月1日

前回の記事で、ラフティングにおいて足元を守る履物は必需品であると説明しました。

そして基本的にすぐに脱げないようなものであればなんでもよいとも書きました。

それでは、普段から川を仕事場にしているラフティングのガイド達はどんな履物を使用しているのでしょうか?

もちろんガイドによって様々ですが、圧倒的に多いのは、足にしっかりと固定できるスポーツサンダルタイプです。

最近はそのようなタイプのサンダルが数多く出てますね。特に暖かい地域で働いているガイドには人気があります。

このようなサンダルタイプが、くつタイプよりも好まれるのは理由がいくつかあります

川専用にデザインされたタイプもありますので、その機能性やファッション性も、それらを選ぶ大きな理由の一つになりますが、それ以上に大きな理由があります。もしかしたら最大の理由かも・・。

それはクツのタイプは基本的に蒸れるのです(笑)

蒸れるということは、水虫などにもなりやすい・・というわけです。

もちろん、クツのタイプにも通気性を持ってるものも数多く出てますが、それでもやはりサンダルタイプの通気性には勝てません。

一日のうち数時間程度なら、まずクツタイプでも問題ないでしょう。ただ夏の間一日中、しかも何か月もそんな状態が続くようなガイド達には、けっこう大問題です(笑)。

とはいっても、クツタイプにもサンダルタイプにはないメリットもあるので、どっちが良いとは言い切れません。

そんなに頻繁に使用しないようであれば、最終的には好みのデザイン、自分が求める機能性があれば何でもよいでしょう!

当たり前のことですみません(笑)。

ちなみに個人的には私は下のようなシューズを好んで履きます。

足全体を完全にカバーする靴タイプのものです。理由は単純で、サンダルだとつま先が露出しているタイプが多く、岩だらけの激流を流された時や川岸を歩く時、また熱帯雨林のジャングルを歩くときに。様々な要因によって怪我をすうるリスクがあるためです。

  • 岩につま先をぶつける
  • ラフトの小さい突起状の部分に爪をひっかける
  • 熱帯雨林のトゲトゲした植物に接触する
  • 熱帯雨林の蛇に噛まれる

などです。ですから私自身は長いことラフティングをしていますがサンダルタイプはほとんど履いたことがありません。

リバーガイドをしているときもレースラフティングをしている時もです。