ラフティングにおけるライフジャケットの重要性(その3)

2019年6月26日

今回も引き続き、ラフティングをする上でのライフジャケットの重要性についての話です。

前回の最後に「真っ白な激しい激流の中では、あまり浮きませんよ」という話をしました。

そして、その理由も説明しました。簡単に言うと、

水に多くの空気が含まれているためです。 その詳しい原理はこちらです。

ライフジャケットは、そういう状況で少なくなってしまった自分の浮力を補うために着用するのです。
浮力が少ない状態で、激しい激流を流されてしまったら、泳ぐのも困難で、場合によっては頭が長時間水中にあり呼吸が出来なくなってしまいます。

大変危険な状況になってしまいます

では、逆に水に空気が全く含まれていなかったら、

普通に浮きます!(笑)

プールなどで泳ぐ場合とまったく同じです。そのような状況で、ライフジャケットを着用すると、本当によく浮きます。ライフジャケットの浮力にもよりますが、ものによっては逆に潜るのが不可能なくらい良く浮きます。

ただ、空気は含まれていなくても、流れが早いところでは、水流やそれから受ける水圧により、プールよりも当然泳ぐのは難しくなります。

ちなみにラフティングやカヤックの世界では、激流のことを英語で、White Water(ホワイトウォーター)と呼び、激流を下るラフティングのことをWhite Water Rafting(ホワイトウォーターラフティング)と呼びます。

$ラフティング道
サファリ様のサイトより引用させて頂いてます)

まさにホワイトウォーターです!!

そして、逆に白く泡立っていない、ようするに空気を含んでいない緑色(もしくは透明に近い色)の流れのことをグリーンウォーターと呼んでます。

基本的にラフティングはホワイトウォーター(激流)に挑んでいくスポーツです。ライフジャケットは必ず着用しましょう!